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【NO KICK NO LIFE】引退試合の前口太尊、森井洋介に回転ヒジ打ちでKO負け、HIROYUKIは右ハイキックで鮮烈KO勝利

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2021/07/22(木)UP

花岡(右)が右の顔面前蹴りをウィサンレックにヒット

▼第3試合 59.5㎏契約3分3R
◯花岡 竜(橋本道場)
判定3-0 ※三者とも30-28
●ウィサンレックMEIBUKAI(MEIBUKAI)
※ウィサンレックと対戦予定だった宮元啓介(橋本道場)が体調不良で欠場、代わって花岡が出場

 花岡はスピードのある攻撃と高いディフェンス能力で、アマチュア28冠を達成した天才児。昨年8月にプロ5戦目にして、INNOVATIONフライ級王座を奪取した。続く10月には元新日本キック王者・HIROYUKIと対戦し、5Rドローの大健闘を見せた。

 昨年末には、Rising力との無敗対決を制するも、今年2月に吉成名高の従兄弟・吉成士門に判定負けし、初黒星。しかし5月には四冠王の松崎公則にTKO勝利し、再起した。

 対するウィサンレックは、かつてはムエタイの殿堂ルンピニースタジアムでフライ級&バンタム級王座に就き、2階級制覇を達成した戦績300戦を超える選手。トレーナーとして来日し”最強先生”として活躍していたが、17年に那須川天心と対戦し、ヒザ蹴りでTKO負けを喫した。その後もアクセルバンタム級王者・田渕神太に勝利するなどしていたが、昨年6月にはRISEで鈴木真彦にKO負けしている。

 1R、花岡が右ロー、右の顔面前蹴りで牽制。ウィサンレックはどっしり構えて、右ローを蹴る。花岡は左ボディフックを見舞い、後半にはサウスポーにスイッチする。

 2Rには、花岡がサウスポーで左ハイキックをウィサンレックにヒットさせてふらつかせる。勢いに乗る花岡は右のバックスピンキックを蹴る。ここまでは花岡のペースで試合が進む。

 3R、ウィサンレックが前に出てワンツーからの右のヒザ蹴り。花岡は足を使いながら右ミドルを蹴り込む。ウィサンレックは組んでのヒジ打ちを見舞うが、花岡にヒットさせることは出来ない。花岡が、終盤まで右のボディストレートなどのパンチで手数を出し続けて、順当に判定勝ちした。


加藤(右)と翼(左)は激しい打ち合いを演じた

▼第1試合 55㎏契約 3分3R
◯加藤有吾(RIKIX)
判定3-0 ※三者とも29-27
●翼(ビクトリージム)

ダウンを奪った加藤

 加藤は「キックの赤い薔薇」と呼ばれた小野寺力の愛弟子。元ラジャダムナン王者・石井宏樹から直接指導を受けるRIKIXのホープだ。重く鋭いパンチで前進するスタイルを武器とする。19年にはWMC(世界ムエタイ評議会)日本スーパーバンタム級王座を戴冠。今年1月の岡山ジム主催55kgトーナメントで優勝し9連勝と驀進していたが、2月に宮元啓介に判定負けした。

 対する翼はジャパンキックのバンタム級王者。デビュー以来9戦無敗の快進撃を続けていたが、昨年11月にWBCムエタイ日本王者・一航に初黒星をつけられている。

 1R、翼はサウスポーに構えて左ミドル、右ローを蹴る。加藤は右のボディフックを見舞い、左右のフックをガードの上から叩き込む。

 2R、加藤が左フックをヒットさせ、パンチからヒジの連打。加藤の豪快なパンチで翼がダウンを喫する。さらに、加藤がパンチの連打から右ストレートをヒットさせて、2度目のダウンを奪取。立ち上がった翼も気合で前に出て、左ストレートで応戦する。

 3R、翼が左ミドル、ハイを多用。近距離では両者ともヒジ打ちを見舞う。前に出るのは翼だが、加藤も右ストレートで応戦し主導権を渡さない。翼は鼻から流血しながらもアグレッシブに攻めるが、加藤が逃げ切った。ジャッジは3者とも加藤を支持。加藤が判定勝利した。

 勝利した加藤は「しっかり倒してアピールしたかったけど、もっと練習して強くなってまた戻ってきます」と語った。


▼第2試合 56㎏契約3分3R
◯岩城悠介(PCK連闘会)
判定3-0 ※30-28×2、29-28
●児島真人(DANGER GYM Feet KOK)
※岩城と対戦予定だった山浦俊一(新興ムエタイジム)が体調不良により欠場、代わって児島が出場

▼オープニングファイト②53㎏契約 3分3R
△義由亜JSK(治政館)
ドロー
△平松 弥(岡山ジム)

▼オープニングファイト①70㎏契約 3分3R
●ダイチ(誠真ジム)
TKO 3R 
○大島優作(RIKIX)

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