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【RISE】工藤政英が竹内将生を3度倒し逆転KOで初防衛に成功、”那須川天心のライバル”南原健太がKOデビュー発進

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2021/07/28(水)UP

竜哉が痛恨のダウンを喫し数島とドロー

▼第6試合 -52.5kg契約 3分3R
△竜哉・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/WPMFムエタイ世界ミニフライ級王者、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者、IBF世界ミニフライ級王者)
判定0-1 ※28-29、29-29、28-28
△数島大陸(及川道場/第30回全日本新空手道選手権大会 K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝、JAPAN CUP 2017 K-3選抜トーナメント-45kg級優勝)

竜哉は右ミドルで試合を組み立てる

 竜哉は19年9月にラジャダムナンスタジアムでミニフライ級王者を獲得する偉業を成し遂げた期待のムエタイ戦士。今年2月にRISEへ初参戦して渡邊愼一に判定勝利を収めている。

 数島は昨年9月のRISE新宿FACE大会でプロデビューした新鋭だが、プロ戦績は4戦3勝(2KO)1分の無敗。軽量級でも倒せる攻撃力を持ち、同門の滉大、有井渚海に続く期待の18歳だ。

 当初竜哉は薩摩3373の対戦が決定していたが、薩摩が練習中の怪我により左下顎骨骨折と診断され欠場。急きょ数島が代打として出場が決まった。

 1R、竜哉が強い右ミドルで前進。数島は竜哉のミドルをキャッチし、離し際に左右フック。竜哉は右ストレートから右ミドルをつなげる。ラウンド終盤にコーナーを背負った竜哉へ数島が右フックから左ストレート。この左をもらった竜哉が両手をマットにつきダウンを奪われる。

数島はこの左でダウンを奪取

 2R、竜哉が右ミドルで圧力をかけ前進。数島は竜哉の右ミドルに合わせ左ストレート。竜哉は左をスリップでかわし右ストレートをカウンターで合わせる。数島のパンチに付き合い打ち合いに応じる竜哉。竜哉の右ストレート、数島の左ストレートが双方の顔面を捉える。

 3R、右ミドルで前進し圧力を強める竜哉は、数島の左ストレートに右フックを合わせる。数島は右フックから左ストレートで距離を詰め、竜哉はパンチの打ち合いに応じる。フックの打ち合いもクリーンヒットならず。両者手数を出すまま試合終了のゴングを迎えた。

 ジャッジは1者が数島を支持するも、2者がドロー。ダウンを奪った数島は大金星ならず、竜哉は命拾いのドローとなった。

▶次ページは”那須川天心のライバル”南原健太のデビュー戦

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