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【フルコン空手全日本】新極真王者・入来建武が貫禄の優勝、全世界ウエイト制へ必勝誓う=JFKO

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2022/05/23(月)UP

入来(左)が得意のロー合戦を制し優勝

『第7回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』
2022年5月22日(土)23(日) 大阪府立体育館

 300を超えるフルコンタクト空手団体・道場が集結する(公社)全日本フルコンタクト空手道連盟(以下JFKO)の全日本大会が今年も行われた。
 今年5月の開催を目標にしてきたWFKO(世界フルコンタクト空手道連盟)主催の第1回世界大会は中止となったが、国内の統一大会である全日本大会は予定通り開催された。

▼男子重量級
◯入来建武(新極真会 東京城南川崎支部)
本戦 判定3-0
●後藤優太(空手道MAC)

なんと後藤(右)が自ら入来の得意フィールド・ローの蹴り合いに持ち込む

 後藤は準決勝で、前回優勝・亀山真を上段ヒザ蹴りによる合わせ一本勝ちで撃破。入来は前回準優勝で、一昨年・昨年の新極真全日本連覇者だ。得意のローを効かせて勝ち上ってきた。

 後藤は序盤からローをバンバン入れてゆく。入来も”これがローだ”とばかりに得意の右ローを連打し返す。後藤が入来を足払いでこかす場面も。
 後藤は膝蹴りからの左ロー、さらには突きの連打までと快調で、中盤は若干入来の手数が落ちる。

 しかし最後は入来得意の回り込むステップからパンチからローキック、後藤も応戦するが、若干受けに周り気味だ。このロー合戦に会場も大きな拍手で大盛り上がりとなった。
 判定は3−0で入来が貫禄の優勝を決めた。

 入来は「前回は準優勝、今回は必ず勝つという気持ちを持って臨みました」とコメント。コロナ禍により2年ぶりの有観客試合だが「観客が見てくれているおかげで、僕自身幸せに戦えました」と語る。9月に行われる新極真の全世界ウエイト制大会重量級で「必ず優勝します」と必勝を誓った。

■男子重量級
優 勝 入来建武(新極真会 東京城南川崎支部)
準優勝 後藤優太(空手道MAC)
第3位 渡辺優作(新極真会 世田谷・杉並支部)
第3位 亀山 真(新極真会 福岡支部)

【動画】後藤が飛び膝蹴りで技あり奪う瞬間、決勝では入来が怒涛の連打で優勝


▶︎次ページは軽量級で魚本尚久真が”見えない左ヒザ”で一本勝ち、その他結果

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