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【岡山ジム興行】花岡⻯がバンタム級賞金トーナメント制覇、ヒジあり同級日本一アピール

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2023/05/22(月)UP

安本が勝利

▼第8試合 ライト級3分5R(延長1R)
〇安本晴翔(橋本道場/元KNOCK OUT-REDフェザー級王者、WBCムエタイ⽇本統⼀フェザー級王者)
判定2-0 ※49-49、49-48×2
●髙橋聖人(TRIANGLE/元NKBフェザー級王者)

ローを蹴る髙橋に安本が前蹴り

 安本はWPMF世界フェザー級王座、KNOCK OUT-REDフェザー級王座など様々なタイトルを獲得してきた新世代の天才児。今年3月には『K-1 WORLD GP 2023 ~K’FESTA.6~』にて行われたK-1対抗戦で、斗麗に判定勝利。その高いポテンシャルをアピールした。

 対する髙橋は第15代NKBフェザー級王者で、関西のみならず東京でも注目を集める“髙橋3兄弟”の三男。今年2月には『NO KICK NO LIFE』で勝次とドローの激闘を繰り広げている。

 1Rから爆発力を見せる安本がボディへのパンチからのコンビネーションで攻め立てる。序盤は後手に回ってしまう高橋だが、ガードを固めて倒れない。淡々とローやカーフで安本を削りにかかる高橋。

 2Rもバリエーションを見せる安本だが、少しずつ高橋も対応してきた様子。高橋はパンチのヒットも欲しいが、ボクシングテクニックでは安本が上回る。

パンチで攻める安本

 3R、階級差からか安本の手数がやや落ち始める。ローやミドルなどしなやかな蹴りで高橋をけん制していくが、徐々に高橋の圧力に下がり出す。とはいえ、高橋もポイントを明確に取るほどのビッグヒットは与えられない。しかし、高橋はローやカーフは徹底的に蹴り続ける。

 4Rになると、右の縦ヒジを近距離で見舞い、左ボディフックやテンカオなど様々な引出しで攻める。しかし、高橋も安本の攻撃に慣れてきたか、頭を動かしパンチを避けつつ、ローを蹴り返す。

 5Rには高橋のローが安本の足を捉えて、安本はややダメージを感じさせる。しかし、高橋は明確なダメージを与えるまでには至らず。ジャッジ2者が序盤に多様な技を見せつけた安本を支持、安本が判定勝利を収めた。

▶︎次ページは勝次vs浅川大立

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