【NO KICK NO LIFE】勝次が大月晴明との大激闘をローキック葬で制する、モトヤスックが馬木樹里をフックで粉砕し海人へ宣戦布告
株式会社RIKIX
『NO KICK NO LIFE』
2023年7月9日(日)東京・豊洲PIT
▼メインイベント 63kg契約 3分5R
○勝次(目黒藤本ジム/WKBAスーパーライト級王者、元日本ライト級王者)
KO 5R2分16秒 ※右ローキック
●大月晴明(NEXT LEVEL渋谷/WPKC世界ムエタイ・ライト級王者、全日本ライト級王者、Krush 60kg級王者)
勝次はプロデビュー20年のベテラン。“大激闘男”と呼ばれ、2015年に新日本キックライト級、2019年にWKBA世界スーパーライト級の王座を獲得している。今年5月には浅川大立に2度のダウンを奪いながらの死闘で判定勝利した。
大月は03年、Krushの前身である全日本キックボクシング連盟のライト級王座、第3代Krush-60kg級王座、WPKC世界ムエタイ・ライト級王座などを獲得。”爆腕”と呼ばれるハードパンチで、数々のKO劇を生み出してきた。21年1月にKrushへ復帰し明戸仁志にKO勝利したが、昨年11月に延長判定で東本央貴に判定負けを喫した。
1R、開始早々に勝次が飛び込んで右ストレートをヒット。左手を下げる構えの大月に勝次が左右ストレートで距離を詰める。大月が重いローを繰り出すと、勝次も速い右ローで反撃。ロープを背負う大月に勝次が右フックを浴びせると、大月が小さく腰を落とす。勝次はガードの上から左右フックを連打するが、大月はガードの内側から虎視眈々と勝次の動きを見る。
2R、大月が飛び込みざまに重い左ボディから右ローのコンビネーションを見せるも、大月の打ち終わりに勝次が左フックをヒットさせ大月のヒザを揺らす。ゆったりとした構えで距離を詰める大月へ、勝次がワンツーから飛びヒザ蹴り。大月は前進を繰り返し、プレッシャーをかけながら右ローを太もも、すねへと打ち分ける。
3R、大月の打ち終わりに勝次がカウンターの左フックを合わせる。大月は細かいスイッチでフェイントを入れながら右ロングフックを勝次の側頭部へ浅く当てる。勝次はやや遠い距離から左ジャブ、左三日月蹴り。大月の入り際にフックを合わせるが、大月の右オーバーハンドでバランスを崩される。
4R、体ごと飛び込む大月が左ボディを強打。勝次の左フックを受けるシーンはあるも大月の手数は減らない。大月は目線を下に下げながら右オーバーハンドで勝次の顔面を襲う。さらにスイッチし左ローを打ち込むが、勝次の右ハイキックが大月の顔面を捉え動きが止まる。大月は前に出て強打の右ボディを2連発。勝次は右ストレートの強打で仕留めにかかるが、大月はガードを固め左右ローでしのぎきる。
5R、勝次が飛び込んでワンツー。大月は頭をつけて前進し左右フックを上下に散らすが、勝次の右ローで大きくバランスを崩しスタンディングダウンを取られる。サウスポーにスイッチした大月は距離を詰めフックで攻めるが、勝次は右ローからヒザ、打ちおろしの右ストレートと多彩な攻撃を見せる。体ごとぶつかる大月に押された勝次は赤コーナーを背負わされるが、体を入れ替え前に出る大月へ右ローを強打。よろよろとコーナーに後退する大月を見たレフェリーが大月を抱きかかえるように試合を止め、勝次のKO勝利を宣言した。
勝利者マイクを向けられた勝次は「激闘する気がなかったけど大月さんが強い!戦えて最高の気分でした」と大月を称えた。最後は会場の観客と共に恒例の「1・2・3・ハッピー!」をコールし、激闘続きの大会を締めくくった。
▶︎次ページはモトヤスックvs馬木樹里、リカルド・ブラボvsキム・テヒョン
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