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【RISE】ベテラン麻原将平が延長戦を制しKENTAの連勝を6で止める

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2021/05/16(日)UP

ベテラン麻原が6連勝中のKENTAを下す

RISEクリエーション
『Cygames presents RISE on ABEMA』
2021年5月16日(日)会場非公開(無観客)

▼第4試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○麻原将平(パウンドフォーパウンド/同級4位、HOOST CUP初代スーパーライト級王者)
延長判定3-0 ※10-9×3
●KENTA(HAYATO GYM/同級7位、JAPAN CUP 2016 -65㎏級優勝)
※本戦は1-0、30-30、30-28(麻原)、29-29

パンチを振るKENTAに距離を明け渡さずペースを握った麻原

 麻原は15年のプロ生活で、40戦のキャリアを積み重ねる36歳。ホーストカップ元日本スーパーライト級王者の実績と、RISE王座への2度の挑戦経験を持つ。前戦は昨年11月のRIZINで、山口侑馬を試合終了1秒前で倒しきる劇的KO勝利を見せた。

 対するKENTAは剛腕フックを武器にするアグレッシブファイター。直近では6連勝と波に乗っており、中でも昨年7月に三冠王・稲石竜弥に競り勝った一戦は記憶に新しい。

 1R、麻原がプレッシャーをかけながら右のカーフキックを細かくヒット。距離を詰め右ストレートを見せていく。KENTAも右カーフを返しながら左フックを大きく振るが、麻原がステップで距離をとり交わす。

6連勝中のKENTAはアグレッシブに蹴りも見せる

 2R、麻原がプレッシャーをかけ右カーフ。KENTAの打ち終わりに左右パンチでラッシュを仕掛けていく。KENTAはロングレンジの右ローから大きな左フック、右ストレートを打ち込むも、麻原の硬いガードを崩せない。

 3R、麻原がかわらずプレッシャーをかけ右カーフ、左右ミドルをヒット。KENTAがパンチを振るも、打ち合いに応じる麻原のパンチが的確にKENTAを捉える。両者手を出しながも、麻原がヒットを稼ぐ印象のまま終了のゴングを迎える。

 判定はジャッジ1者が2点差で麻原を支持するも、残り2者がドロー。本大会初の延長戦へと突入する。

延長戦を制した麻原が勝利、ベテランの貫禄を見せつけた

 延長R、疲れからか動きにキレがないKENTAへ麻原が右ロー、左フックをヒット。ジャブで距離を測り、KENTAのパンチは上体を揺らし的を絞らせない。コツコツと右ロー、右カーフをヒットさせ、KENTAが打ち返す時には距離を取る麻原。硬いガードとフットワークでKENTAを翻弄するまま試合終了のゴングを迎えた。

 延長は文句なし、ジャッジ3者が麻原を支持。麻原がベテランの貫禄を見せる完勝でKENTAを下した。KENTAは連勝を6でストップ。

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