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【RISE】白鳥大珠、ヒザ蹴りKOで復活勝利！ザカリアが失神ダウンの衝撃

2023/12/16（土）UP

白鳥がヒザ蹴りでKO勝利！

RISEクリエーション株式会社
『RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』
2023年12月16日（土）東京・両国国技館
▼第13試合　RISE×GLORY　スーパーライト級（-65kg） 3分3R延長1R
○白鳥大珠（日本/TEAM TEPPEN/RISE WORLD SERIES 2019 -61kg級王者、第5代RISEライト級王者）
KO　3R1分27秒　※ヒザ蹴り
●ザカリア・ゾウガリー（モロッコ/‘T Oude Westen Gym/S-cup -65kg世界トーナメント2016優勝）

【フォト&動画】白鳥のヒザ蹴りでザカリアが失神ダウン！

ザカリアのミドルキック

　白鳥は19年2月に第5代RISEライト級王者を戴冠。同年9月のRISEワールドシリーズ、21年にはRIZIN KICK ワンナイトトーナメントでも優勝を収めた。今年3月K-1との対抗戦で、佐々木大蔵に完勝を収めるが、今年6月に武尊と共にフランスの『MTGP（Muay Thai Grand Prix）』に出場しKO負けを喫するも、ゴング後の打撃のため再審議によるノーコンテストとなった。

　ザカリアはS-cup -65kg世界トーナメント2016優勝の実績を誇る強豪選手。17年には当時SB日本1位だった海人を2-0の判定で下した。現在はGLORYフェザー級の5位にランクしている。

白鳥がパンチを当てる

　1R、上背に勝る白鳥が圧力をかけ右ジャブ、左ロー。ザカリアはガードを高く構え強い右インローで応戦する。ザカリアは左ボディジャブからステップインして左フック。踏み込んで放つワンツーで白鳥の顔面を捉える。白鳥はザカリアの入り際に左フックをヒットしザカリアが一瞬棒立ちに。ザカリアの変則的なスイングにも慌てずカウンターを合わせる。

　2R、ザカリアがパンチの4連打から右後ろ回し上段蹴りでプレッシャー。ザカリアの前進に白鳥が右フックを合わせるが空転する。ザカリアの強いワンツーの打ち終わりにワンツーを重ねる白鳥。カウンターで右フック、左ストレートを浅くヒットさせるが、ザカリアは前進を止めない。

勝利マイクで話す白鳥

　3R、ザカリアの左右パンチ連打の打ち終わりに白鳥は右フックを合わせる。ザカリアは左右のフックを連打で強振。白鳥のカウンターを浴びるもお構いなしに前に出る。パンチの打ち合いに応じながら赤コーナーを背負った白鳥はザカリアの入り際に左ヒザを突き上げると、アゴを打ち抜かれたザカリアが仰向けにダウン。レフェリーはカウントを取らずに試合をストップし、白鳥の勝利を宣言した。

　白鳥はマイクを握り「前回海外で不甲斐ない結果になって、俺は海外で通用しないのかなとすごくツライ時期もあったんですけど、今回逃げずにザカリア選手という超強豪に勝ててすごく自信になりました」と喜びを語った。
　今後については「今日はこの勝ちがうれしすぎて次のことはどうでもいいです。またゆっくりしたら次の展望を発信したい」と語り、満面の笑顔のままリングを降りた。

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