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【アクセル】47歳・我龍真吾の”喧嘩師”復活!顔ボコボコも根性の勝利で9本目のベルト奪取

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2022/07/24(日)UP

我龍真吾(右)が流血し顔もボコボコだったが果敢に攻め勝利

▼第10試合 アクセル ライトヘビー級王座決定戦
Gルール3分3R 延長1R
●NORI(BLOW)
延長判定3-0
○我龍真吾(ファイティングマスター)
※我龍が新王者となる

 これまでキックで6階級制覇、8つの王座を獲得してきた我龍が7年半ぶりにキックのリングに戻ってきた。我龍はキックで活躍し2005年年にはK-1MAXのデビュー戦でKO勝利し期待された。しかし、後年負けが続き15年2月、39歳を最後にリングから離れ引退状態だった。

NORIの攻撃に我龍の傷だらけの顔がゆがむ

 そして47歳になった我龍が突然リングに復帰。対するは関西キックボクシングのRKSライトヘビー級王者のNORI。復帰戦でこの相手は分が悪いと思われたが、往年の喧嘩ファイトが炸裂!顔を腫らしても前に出続け、何と延長で判定勝利、新王者となった。

 1R、NORIが快調の出だしで、左の良いストレートを出していく。我龍が一瞬たじろぎ、NORIのペースとなるも、2Rから我龍が果敢な攻撃で前に出て打ち合う。我龍は被弾しても構わず前へ。後半にはNORIがまっすぐ下がりながら突きをもらってしまうシーンも見られ、我龍が優勢に。

勝利した我龍。パンツには喧嘩師の文字が

 しかし3Rには我龍にドクターチェック。大きく腫れた目で中止かとも心配されたが続行へ。
 ラスト30秒ではノーガードで打ち合う「我龍タイム」へ。会場は大いに盛り上がる。

 判定は引き分けで延長に。
 延長ラウンド、NORIは全て使い果たしたのか、我龍のしぶとさに折れたのか、ほぼ一方的なファイトとなり、3-0の判定で我龍が勝利。通算9本目のベルトを手にし10本目まであと一歩となった。

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