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【RWS】奥脇竜哉、悔しい判定負け、強豪コチャシットの首相撲&ヒジ攻撃に苦戦

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2024/03/03(日)UP

フェイスオフで睨み合う奥脇竜哉(左)とコチャシット(右)©️RWSMUAYTHAIJP

 3月2日にタイ・ラジャダムナンスタジアムにて開催された格闘技イベント『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ(RWS)』の110ポンド契約マッチにて、竜哉・エイワスポーツジム(23=日本)はコチャシット・ターセヤーサット(26=タイ)に判定負け、期待された連勝をならなかった。

【動画】竜哉、ヒジ攻撃の真っ向勝負、コチャシットと激闘!

 竜哉(=奥脇竜哉)はラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者、WPMFムエタイ世界ミニフライ級王者の経歴を持つ。昨年10月のRWSではデッチャピチャイに判定負けしたが、同12月にはジャヴァド・モザファリにKO勝利を飾った。

 対するコチャシットは技巧派の実力者。RWS初参戦となる。通算戦績は50勝10敗2分。

 1R、首相撲が得意なコチャシットはジワジワと前進、竜哉はジャブ、前蹴り、ローで対抗。コチャシットは首相撲の展開、ヒジ、ヒザ蹴りを出していく。竜哉はヒジを被弾しカット流血。ジャッジは三者共に10-9でコチャシットを支持。

 2R、コチャシットは首相撲から、ヒジとヤッサイ(押すようなヒザ蹴り)と連発。竜哉は距離を作りながら、左ボディ、ミドル、ヒジを放つ。後半、コチャシットのヒジで、竜哉が効いた素振り。コチャシットの圧に竜哉が下がる流れ。このラウンドもジャッジ3名共に10-9でコチャシットを支持。

 3R、勝ちを確信したか、コチャシットはロープ際で守りの態勢。竜哉は反撃とばかり、前進し、パンチ連打、左ボディ、右ストレートを当てる。竜哉が果敢に攻めるが、コチャシットはダメージを最小限にしながら逃げ続ける。竜哉はコチャシットからダウンを奪うことはできず。

 判定3-0でコチャシットが勝利、竜哉の連勝はならなかった。

『RWS Ratchadamnoen World Series』
3月2日 タイ・バンコク ラジャダムナン・スタジアム
▼110ポンド契約
●竜哉・エイワスポーツジム(日本)
判定0-3 三者共に28-29
コチャシット・ターセヤーサット(タイ)

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