2019/12/18（水）UP
（最終更新：2019/12/22 14:07）

　12月19日（木）新木場1stRING で行われるベストボディ・ジャパンプロレスオフィスにて『ベストボディ・ジャパンプロレスリング令和元年最終戦』の記者会見が16日都内にて行われ、Hカップグラドルの白川未奈らが出席した。

べルト防衛を宣言した王者白川未奈（右）とダンカン軍に寝返った不敵な表情の挑戦者山中絵里奈（中央）

　セミファイナルのBBW女子王座選手権試合では、王者でHカップグラドルの白川未奈が初防衛戦。挑戦するのは元タッグパートナーの山中絵里奈。

　山中は前回大会で突如タッグパートナーである白川を裏切りパイプ椅子で攻撃し、ヒールユニット『ダンカンプロレス軍団』に入団。
　現在、ベストボディ・ジャパンプロレスの4つのベルトでダンカンプロレス軍団に渡っていないベルトは白川の持つBBW女子王座のみであり、ダンカンプロレス軍団のベルトベルト総なめという野望の一端を担った山中が白川とのタイトルマッチに挑むことになった。

　山中は「ダンカンプロレス軍団に女子のメダルを持って帰ります。それだけ」と記者会見中も不敵な表情を崩さない。

『ベストボディ・ジャパンプロレスリング令和元年最終戦』記者会見

　王者である白川は「前回試合で組ませてもらい、その後ダンカンプロレス軍団に山中さんが入ってしまい悲しかった。山中さんは自分のプロレスを観て憧れてプロレスを始めてくれたと聞いたのでデビュー戦の相手も務めたのに、裏切られて悲しい気持ちでいっぱいです」と心境を語る一方「これから私はベルトの価値を上げるために何度も勝って防衛していかなければならない。今回初めての防衛戦で、山中さんには負けられないし、負ける気もない。このベルトは私のベルトです」と防衛を高らかに言い放った。

記者会見に乱入したダンカンは元たけし軍団の後輩なべやかんに水をかける暴挙

　記者会見後半に乱入したダンカンから、4つのベルト全てをダンカンプロレス軍団が獲り「DPG（ダンカンプロレス軍団）のDPGによるDPGのためのDPG」としてベストボディ・ジャパンプロレスを乗っ取るかのような発言も出ているだけに、白川の防衛は大きな注目ポイントになる。

　同大会ではBBW世界スーパーボディ級選手権試合では同ベルト保持者の鈴木悟が防衛戦を行う。

　元プロボクシング日本ミドル級王者＆元シュートボクシング日本ミドル級王者という経歴を持つ鈴木に挑戦する鷲田周平は、「鈴木は格闘技を知っている人間からしたら雲の上の存在なうえにプロレスでもチャンピオンになっている、そんな人とタイトルマッチが出来て光栄に思う。しかしシングルチャンピオンとしてスキがない選手だとは思わないので自分にも勝機がある。頑張ります。」と意気込む。

白川美奈がベルトを巻いてセクシーグラドルポーズを決める

　迎える鈴木は「（鷲田とは）以前シングルで戦って強敵だったが、強敵と闘うと自分の実力も上がるという格闘技の試合が練習を体感し、自分自身も強くなった」と挑戦者の強さを認めつつも、その試合でコテンパンにして心が折れたと思っていた鷲田が、タイトルに挑戦してくることに驚きも見せ、「心をへし折って完璧な勝利をする」と宣言した。

　また、第５試合でタッグマッチ戦で登場するスペル・デルフィンはTPG（たけしプロレス軍団）出身。一緒にタッグを組む、なべやかんは「TPG出身だからと言ってデルフィンさんには、ダンカンさんのところには行って欲しくない」と白川未奈を裏切った山中絵里奈のようなことはして欲しくないと切実なコメントを発した。BBWを切り崩しにかかるダンカンに窮地に負い込まれるBBW勢。今回の一戦でベルトは守れるのか、これ以上、裏切り者は出ないのか、展開が期待される。

【大会情報】

ベストボディ・ジャパンプロレスリング
～令和元年最終戦～

日時：2019年12月19日(木)開場18:30/開始19:00
会場：新木場1stRING

【対戦カード】

▼メインイベント～6人タッグマッチ～
ベストボディ・ベイダー&大和ヒロシ&諸橋晴也
vs
谷口智一&石井慧介&岩崎孝樹

▼セミファイナル～BBW女子王座選手権試合～
白川未奈（王者）
vs
山中絵里奈（挑戦者）

▼第5試合～スペルシャルタッグマッチ～
スペル・デルフィン&なべやかん
vs
石真翔&アントニオ小猪木

▼第4試合～BBW世界スーパーボディ級選手権試合～
鈴木悟（王者）
vs
鷲田周平（挑戦者）

▼第3試合～タッグマッチ～
遠藤哲哉&ゴージャス松野
vs
大鷲透&伊橋剛太

▼第2試合～女子シングルマッチ～
チェリー
vs
竹林早苗

▼第1試合～シングルマッチ～
朱崇花
vs
バキュームけーすけ

フォロー