2019/12/24（火）UP
（最終更新：2019/12/24 22:02）

公開練習で師匠・伊原会長のミットに強烈な蹴りを打ち込んだ江幡は、親友・三浦春馬との入場プランを示唆した

　12月31日（火）さいたまスーパーアリーナで開催される『RIZIN.20』のセミファイナル「RIZIN キックボクシング特別ルール　3分3R 延長1R（56.0kg）」で那須川天心（21＝TARGET/Cygames）と対戦する、江幡塁（28＝伊原道場本部/新日本キックボクシング協会）が24日（火）所属ジムにて公開練習を行った。

　師匠である伊原信一会長が持つミットに2Rたっぷりパンチとキックを打ち込んだ江幡は記者会見に臨み、1週間後に迫った世紀の一戦に向け意気込みを語った。

　所属する新日本キックボクシング協会の看板、団体のベルト、そして多くの人の思いを背負って戦うという江幡だが、その江幡を強く支える存在として、幼馴染でもある俳優の三浦春馬の名を挙げた。

三浦春馬は江幡の対戦決定の際に「今からソワソワしている」とツイート＠miuraharuma_jpより

　三浦とは小学5年生のころに出会ったという江幡は、「一緒に中学生のころに夢を語った」という大親友同士。芸能界でキャリアを積み重ねている三浦と、キックの世界で頂点を目指す江幡。「春馬も頑張っている時期ですし、僕も大舞台に立ってチャンスをつかんでいる。お互いあいつが頑張っているときには僕が応援に行きますし、僕が頑張っているときには応援してくれる」と今でもお互いの夢を全力で支え合うという。

　驚くべきは「（三浦の）時間が空く限り計量時の送り迎えだったり、試合のサポートだったりをしてくれる」という、三浦の献身的とすらいえるサポートぶり。「彼も夢を追って頑張っているので、サポートの仕方を心得てくれている。近くにいてくれると安心するし、集中できる環境を作ってくれているので、強力なサポーターになってくれています」と、江幡も全幅の信頼を寄せている。

大晦日の那須川戦に好調ぶりを見せた江幡塁

　日本格闘技界最大のイベントである大晦日の『RIZIN』への出場。大きなチャンスをつかんだ江幡に「ようやく塁のキックボクシングがたくさんの人の目に触れると思うと興奮する」と本人以上に燃え上がっている三浦は、「僕（江幡）より対戦相手（那須川天心）の映像を見ている」というほどの入れ込みぶり。
　大晦日の入場は江幡、双子の兄・睦、そして三浦の3人で入場かと問われると「彼も忙しいので。でも希望としては3人の晴れの舞台でもあるので、そういうような形を取りたい」と、江幡はこの会見で一番の笑顔を見せ、共に夢を追い続けている3人で最高のリングに向かいたいという希望を語った。

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