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【ボクシング 】井岡一翔、挑戦者・シントロンとのリーチ差12cmにも平然=12.31予備検診

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2019/12/29(日)UP

大晦日戦の予備検診を行った井岡(左)・シントロン(右)

 12月31日(火)大田区総合体育館で行われる『LIFETIME BOXING FIGHTS.3 トリプル世界戦』のWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチに向け、王者・井岡一翔(30=Reazon大貴)と挑戦者で同級1位のジェイビエール・シントロン(24=プエルトリコ)が予備検診に臨んだ。

 身長差は5.5cmで、リーチ差は12.0cm。いずれも挑戦者が上回る結果が発表された。

 これについて井岡は「ここまで試合に向けて準備してきているので、診断結果で特に思うこと何もない」といつもどおりといった様子。

検診を受ける井岡と、それを見つめるシントロン

 コンディショニングも毎試合よくなってきてる実感も口にした。
 日本史上初の4階級制覇世界王者は、今回で4度目のスーパーフライ級戦。この階級に、自分がフィットしてきたという感覚もあると話した。

 またシントロン対策としては「身長やリーチよりも“サウスポーと久々に戦うということ”を重点的に意識してきた」と語り、どのようなフットワークを使うかなど具体的な作戦はノーコメントとした。

2012年ロンドン五輪時代にもらった純金製の五輪記念ネックレスを付けていたシントロン

 対するシントロンも「数字は関係ない」と体格的なアドバンテージを一蹴。「お互いに経験があるのだから、特に有利だと思わない」と話し、今回、同行しているトレーナーのイバン・カルデロン氏を指し、「彼を見てみろ。あんなに小さいのに偉大なチャンピオンだったじゃないか(元世界2階級制覇王者)」とユーモアを込めて言ってみせた。

 体重については具体的な数字は口にしなかったが、「あと少しなので問題ない」と答え、昨日も今日も練習せず、休養をとって明日の計量を待つばかりだと自信のある目で宣言した。

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