2020/03/03（火）UP
（最終更新：2020/03/03 11:43）

「村上祭」が4度目の開催

　3月8日（日）東京・浅草花劇場にて開催されるMA日本キックボクシング連盟『村上祭 vol.4』の対戦カードが発表された。

　村上祭は、村上竜司塾長が率いる士魂村上塾の主催興行。村上は90年代前半にK-1を始め空手・キックボクシングで活躍。小細工抜きで真正面からぶつかり、最後まで勝つことを諦めない戦いっぷりで“漢”（おとこ）と称されて人気を博した。
　現在は士魂村上塾の師範として後進の指導にあたり、元RISEライトヘビー級王者・上原誠、RISEライト級王座ほか四冠王・水町浩ら数多くの王者を育てている。

　メインイベントにはBigbangウェルター級王者モハン・ドラゴン（42＝ネパール/士魂村上塾）が登場、ストロング小林（契明ジム）と対戦する。

昨年12月に復帰を果たしたモハン・ドラゴン（左）の豪快パンチ

　モハンはネパールからの留学生として来日し、K-1のリングに憧れてキックボクシングを始めると、2012年1月にMA日本スーパーライト級王座を獲得。2016年にはK-1初代ウェルター級王座決定トーナメントに抜擢され、決勝で現王者の久保優太に判定で敗れるも、大会MVPを獲得する活躍を見せた。長らく自身が営む料理店の経営に集中していたが、昨年12月に2年3か月ぶりの復帰。変わらぬ豪快パンチで勝利をつかんでいる。

　対する小林は5戦5勝5KOのパーフェクトレコードを持つ契明ジムのホープ。昨年6月に九州で行われた「LEGEND 9」では2度のダウンを奪う1RKOの快勝を見せている。蘇った剛腕対無敗のホープの一戦はKO必至の見ごたえのある一戦となるだろう。

モハンと対戦する5勝5KOのホープ・小林の強烈左フック

　セミファイナルは日タイ国際戦。上杉文博（31＝究道会館）対JOE TEPPEN GYM（タイ/TEPPEN GYM）の一戦が決定した。

　上杉は現HOOST CUP日本フェザー級王者。18年5月に一刀にHOOST CUPフェザー級王座を奪われるも、19年10月にその一刀を下し王座奪還を果たした不屈の闘志の持ち主だ。

セミに登場するHOOST CUP王者・上杉（左）

　対するJOEは元ルンピニースタジアム9位の実績をち、186戦のキャリアを持つベテランムエタイ戦士。現在TEPPEN GYMにおいて那須川天心のミットを持ち、那須川から「一緒に考えてくれるいいトレーナー」と全幅の信頼を寄せられている。昨年8月に九州五冠王の栗秋祥梧に2RTKO負けを喫して以来の試合出場となる。

　その他、今年1月に戴冠を果たしたばかりのHEATキックミドル級王者アビラル・ヒマラヤン・チーターらが出場する国際戦、MA日本スーパーウェルター級次期挑戦者決定戦など全8試合が決定している。

＜決定対戦カード＞
▼メインイベント（第8試合）67.5㎏契約3分3R(延長1R)
モハン・ドラゴン（士魂村上塾/ネパール/Bigbangウェルター級王者）
vs
ストロング小林（契明ジム/INNOVATION）

▼セミファイナル(第7試合)日タイ国際戦58㎏契約3分3R
上杉文博（究道会館/HOOST CUP日本フェザー級王者）
vs
JOE TEPPEN GYM（TEPPEN GYM/タイ/元ルンピニースタジアム9位）

▼第6試合 63㎏契約3分3R
昇也（士魂村上塾/Bigbangスーパーライト級王者）
vs
浅井悠太（TEAM U.E/MA日本ウェルター級6位）

▼第5試合ネパール・モンゴル国際戦70㎏契約3分3R
アビラル・ヒマラヤン・チータ（志村道場/ネパール/HEATキックミドル級王者）
vs
ナンディン・エルデネ（関根塾/モンゴル/モンゴルキック王者）

▼小学6年生空手最強決定トーナメント決勝戦

▼LIVE 3WAYS

▼第4試合ヘビー級3分3R
達麿石川（村上塾西条支部/アクセル総合ルール2019年王者）
vs
遊笑（Y’s glow/MA日本ヘビー級2位）

▼第3試合 MA日本スーパーウェルター級次期挑戦者決定戦68㎏契約3分3R(延長1R)
龍也（士魂村上塾/MA日本スーパーウェルター級3位）
vs
松山翔（菅原道場/MA日本スーパーウェルター級4位）

▼第2試合ネパール・ベルギー国際戦67㎏契約3分3R
ベス・ドラゴン（香港/ネパール）
vs
永田悠利（ベルギー）

▼第1試合 61㎏契約3分3R
平澤優聖（植野道場）
vs
TASUKU（横山道場）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

▼小学校6年生空手最強トーナメント「村上杯」準決勝
樋口煌雅（原道場）
坂本煌陽（飯島道場）
山崎透夜（横山道場）
牧山陽一（植野道場）　
※対戦組み合わせは当日抽選によって決定