【修斗】韓国のイェジが新型コロナ影響で欠場、代打は中村未来＝女子王座T準決勝
来日不可となったイェジの代打として中村未来が出場、杉本とのトーナメント準決勝へ
3月29日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『PROFESSIONAL SHOOTO2020 Vol.3 Supported by ONE Championship』の対戦カードが発表された。
本大会で行われる予定である「THINKS INTERNATIONAL Presents 修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント」準決勝。出場予定だったイ・イェジ（20＝韓国）が、新型コロナウイルスの影響により日本への入国制限等の影響を受け欠場。代打として中村未来（27＝マルスジム）のトーナメント準決勝への出場が決定した。
中村（左）は2月のデビュー戦で梅原を打撃で圧倒
中村はアマチュア修斗全日本選手権準優勝の実績を持ち、今年2月のニューピアホール大会でプロデビュー。ABEMAの人気企画「格闘代理戦争3rdシーズン」に出場し名を広めた梅原拓未と対戦し、デビュー戦を打撃で圧倒し勝利を飾った。
梅原はインフィニティリーグ2019王者である杉本恵（29＝AACC）との対戦が決定。グラップラーである杉本と、ストライカーの中村という対照的な両者による準決勝となった。
イェジ本人はウイルスの影響を受けておらず「次の試合でもっと輝く」とコメント
なおイェジだが、本人は新型コロナウイルスに感染しておらず、通常の生活を送っているとのこと。今回の欠場に対し「応援してくださったファンの皆さんごめんなさい。次の試合でもっと輝ける選手になってファンの皆さんに恩返しをしたいと思います。そして、日本の皆様もどうかコロナウイルスに気をつけてお過ごし下さい」とコメントしている。
またフェザー級世界ランカー・内藤太尊（30＝roots）が8か月ぶりに登場。無敗の野瀬翔平（22＝マスタージャパン福岡）と対戦が決定した。
世界ランカー内藤に無敗の野瀬が挑むフェザー級戦が決定
内藤は極真カラテ全米選手権優勝の実績を持ち、その極真仕込みの打撃を武器にアグレッシブな試合を見せる。2017年6月のTOMA戦から4連敗、その後も勝ち負けを繰り返し波に乗れない時期が続いたが、昨年7月の青井人戦では互角の攻防の中からパウンドでTKO勝利をもぎ取り、弾みをつける一勝を手にした。
対する野瀬は元世界ライト級王者・弘中邦佳の愛弟子。ここまで4勝（3S）2分と負けなしであり、昨年11月に広島で行われたプロ修斗広島大会「闘裸男25」では、岡田剛史を1Rアームロックで撃破。勢いのある野瀬が世界ランカー内藤を喰うか、内藤が世界ランカーの意地を見せるか。
＜決定対戦カード＞
▼THINKS INTERNATIONAL Presents
修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント準決勝第1試合 5分2R（延長1R）
杉本 恵（AACC）※インフィニティリーグ2019王者
vs
中村未来（マルスジム）
▼フェザー級5分2R
内藤太尊（同級世界8位／roots）
vs
野瀬翔平（マスタージャパン福岡）
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