2020/05/09（土）UP
（最終更新：2020/05/11 15:08）

緊急事態宣言延長で、後楽園ホールも引き続き休館となった

　緊急事態宣言が、5月31日まで延長になることが4日政府より発表されたことを受け、東京ドームシティは当面の間、薬局やコンビニ等の一部店舗を除く全域で臨時休業する旨を5日に更新した。

　これに伴い、東京ドームシティの敷地内にある格闘技の聖地・後楽園ホールは引き続き休館することが決定。格闘技の試合も多く行われる同敷地内のTDCホールも、同グループのため延長を決定。また、前売りカウンターでの前売券の販売中止期間も5月31日(日)まで延長された（払い戻し対応は10:00～17:00の間で行われる）。

　中小規模の格闘技の試合が行われる新宿FACEは緊急事態宣言の延長を受け、5月末までの営業自粛（休館）を発表。小規模格闘技イベントが行われるゴールドジム大森も同様に緊急事態宣言の延長に伴い休館している。なお、ゴールドジムは営業自粛要請が解除された宮城県、岡山県、愛媛県、佐賀県、山口県では営業を再開している。

　大田区総合体育館は緊急事態宣言の延長に添い休館の延長を発表。関西地域についても、大阪府立体育会館は当面の間休館を延長するとし、スポーツ教室は5月末まで休講としている。

海外では1席ずつあけてボクシング興行を再開した（4月25日・ニカラグア）。日本でもこのような形で開催される日が来るのか

　菅官房長官は、7日の会見で、今月14日の時点で、専門家が判断すれば、東京や大阪などの「特定警戒都道府県」であっても解除することは可能だとの考えを示しており、早ければ、今月中旬以降にも解除されることになるが、だからといって解除２〜3日後にイベントが開始されるはずはなく、会場にとっては経営が厳しいところだ。

　後楽園ホールの5月格闘技を含むイベントは全て中止となっているが、6月はボクシングは中止、格闘技はミャンマーラウェイ、NJKF（ニュージャパンキック）、ビッグバン、NKB（日本キックボクシング連盟）が6月の後楽園大会を中止している。シュートボクシングやキックボクシングのRISE、Krushなどの6月の興行の中止は発表されていないがどうなるのか。

　プロレスでは新日本プロレスが5月中の全大会中止と、7月末までの大会チケット販売を一時見合わせることを8日17時からの「オンライン会見」にて発表している。

【関東】

＜後楽園ホール＞
東京ドームシティ全域（※一部除く）で当面の間臨時休業
※5月5日（火）に更新

≫東京ドームシティ　臨時休業について

＜新宿FACE＞
5月31日まで営業自粛延長

≫新宿FACE Twitter

＜ニューピアホール＞
緊急事態宣言が解除されるまで臨時休館

≫ニューピアホール

＜大田区総合体育館＞
5月7日（木）以降も緊急事態宣言が延長された場合臨時休館を延長

≫5月7日以降の営業について

＜大田区産業プラザ PIO＞
5月31日（日）まで全ての貸施設を利用中止

≫施設利用中止及び予約センター窓口業務について