【RISE】大注目・sasori「まだまだ全然殴り足らん」“sasoriフルスイング”で女王・寺山狩りへ=前日計量
11月1日(日)エディオンアリーナ大阪で開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Osaka』の前日計量が、10月31日(土)大阪市内で行われ、明日の大会に出場する全選手は、計量を1回目でパスした。
明日の注目カードとして、女子 -47.6kgトーナメント『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』の準決勝、決勝が組まれている。準決勝は3分3R 延長1R、決勝は3分3R 延長2Rで行われ、女子トーナメントとしては破格の優勝賞金300万円(準優勝は100万円)となっている。
10月11日の横浜大会で1回戦を行い、勝利した紅絹(36=NEXT LEVEL渋谷/初代 RISE QUEENアトム級王者)と百花(27=魁塾/NJKF ミネルヴァ日本アトム級王者) が第6試合、sasori(テツジム/PRIMA GOLD/NJKF ミネルヴァ日本ライトフライ級王者)と寺山日葵(19=TEAM TEPPEN/初代 RISE QUEEN ミニフライ級王者)が第7試合で、それぞれ準決勝を争い、勝者同士が決勝で激突する。
リミットの47.6kgを、紅絹は47.4kg、百花47.2kg、 sasoriは47.35kg、寺山は47.35kgで、出場4選手は無事に計量をパスした。
sasariは、バチバチに前に出て打ち合うファイトスタイルで、昨年9月には同門の喜多村美紀を下し、NJKFミネルヴァ・ライトフライ級王座を獲得。今年7月にはRISE QUEENライトフライ級王者・寺山日葵と対戦し延長判定で敗れるも、何度も寺山のアゴを跳ね上げる強烈なパンチで強いインパクトを残した。10月の本トーナメント1回戦では、平岡琴に完勝して準決勝に進出した。
対する寺山は長い手足から繰り出す蹴り技を武器とし、19年9月に初代RISE QUEENミニフライ級王座を獲得すると、同年11月にはRISE QUEENアトム級王者・紅絹との女王対決にも勝利。今年1月にはスック・ワンキントーン女子ミニフライ級王者・KOKOZとの王者対決も制し、10月の本トーナメント1回戦ではerika♡に延長判定で勝利し、準決勝に進出した。
両者は今年7月にRISEのリングで対戦しており、激戦の末に寺山が延長判定で勝利しているが、sasoriの強烈なパンチが寺山を襲い、苦しめた。再戦となる今回の試合に、注目が集まる。
寺山は前回の試合後、満足のいく試合内容を見せることができずに落ち込んだこともあったが、気持ちを入れ替え「自分らしい試合をして、しっかり準決勝突破して優勝出来るように頑張ります」と意気込む。
この3週間では「メンタルの回復と、出来ることをひたすら伸ばす練習をしました。存分に出し切って優勝を目指します」と、モチベーションと気持ちの面を整え、練習に取り組んできた。
過酷なトーナメントを前にして「何ラウンドでも戦う覚悟はできている。sasori選手を倒すことだけ考えています。全くプレッシャーは捨てました。変な、無駄に背負う癖があるので、そういうことは忘れて初心に帰って自分のための試合をしたいです」と、気迫に満ちたコメントを残した。
対するsasariはいつも通り通訳を付けて、会見に出席した「マリアパ(格闘家がモデルとなっているブランド・MARRION APPAREL)ファイターのsasoriです。(自分は)アグレッシブで、手を休めないと言われますが、まだまだ全然殴りタランティーノなので、前に出て、sasori出すぎや、来生たかおだと言われるように頑張ります」とギャグを織り交ぜ、コメント。
最後に「目の前の対戦相手を倒すことしか考えてないので、いつものようにsasaoriフルスイングで頑張ります」と、同大会に出場するMMAファイター・魚井フルスイングならぬ“sasoriフルスイング”を見せると意気込んだ。
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