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元K-1王者マーク・ハントが元巨漢ラグビー選手とボクシング戦、127kg巨体で相手を”ド突く”衝撃映像が公開

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2020/12/15(火)UP

ハント20年ぶりのボクシング戦

 12月16日(水・現地時間)オーストラリア・シドニーで開催されるボクシングイベント『SYDNY SUPER FIGHT』では、”サモアの怪人”マーク・ハント(46=ニュージーランド)が参戦する。

 相手はラグビーの元スター選手で、ボクシング10戦無敗のポール・ガレン(39=オーストラリア)。6回戦の試合として行われる。

 ハントは2001年12月に『K-1 WORLD GP』の世界トーナメントを制覇するなど、世界屈指のヘビー級キックボクサーとして活躍。その後、2004年6月に『PRIDE』で総合格闘家としてプロデビュー、さらにUFCに2010年9月からへビー級に参戦を果たした。
 UFCでは世界ランカーとして活躍していたが、18年12月の試合で3連敗。その去就が注目されていた。プロボクシングは98年と00年に経験し、1敗1分。実に20年ぶりのボクシング戦となる。

計量で仕上がった肉体を披露する元ラグビーリーグスター・ギャレン @paulgallen13

 対するガレンはオーストラリアのプロラグビーリーグ・NRLの元スター選手。昨年までプレーヤーとして活躍していた。ボクシングはアマチュアチャリティーマッチに出場したのをきっかけに、14年にプロデビュー。ヘビー級ファイターとして年2回のペースで試合をしている。10戦9勝(4KO)1分。最近では、先日行われたマイク・タイソンの復帰戦の候補者として名前が挙がっていた。

 14日の記者会見では、ガレンが「ハントは過去20年間、オーストラリアで格闘家として最大のビッグネームだ。彼と対戦することで、トップレベルへのステップアップを計る」とハントに敬意を込め発言。「しかし」とガレンは続け「ハントはもう20年もボクシングをしていない。彼は引退しているべきだったのだ。この試合の後、再び引退へと戻るだろう」と落ち着いたトーンで語った。

 するとハントはガレンに「これはフットサルじゃない。これは戦いだ。お前を眠らせてやる」とヒートアップ。続けて「お前は試合前にケガをしたと言ったな。それは言い訳だ」とコメント。続けてガレンの声真似をして「『マーク、俺は戦えないんだ。俺は弱虫だから』ってか。ケガをしたのはどちらだ?右か?それなら左手を使え」と挑発する。

剛腕で相手の顔を大きく歪ませるハント

 さらにハントは「俺の引退は、準備が出来た時だ。俺が満足した時が引退する時だ。会社から引退しろと言われた時でもないし、お前みたいなパートタイム・ファイターでもない。お前は俺のレベルに達していない。俺は20年間、格闘技のトップに座り続けてきたんだ」と激昂。

 対してガレンは「あなたは水曜日に終了するんだ」とクールに返した。

 また15日の前日計量時にも、計量を終えインタビューに答えようとするガレンに、ハントがつかつかと歩み寄り両手で突き飛ばす場面が。周囲に取り押さえられるも、何度も振り切り殴りかかろうとするハント。この衝撃的な映像が、ガレンのインスタグラムに公開された。

 計量自体は、ハントは約127.14kg、ガレンは約103kgでクリアした。

 ガレンは後のコメントで、苦笑を浮かべ「ショックだったよ。彼が私を威嚇しようとするなんてね。この戦いに、そんなモチベーションは必要ないんだ。私は勝利を得て、家族の家に帰り、クリスマスを楽しむためにここにいるのだから」と相変わらず落ち着き払った態度だ。

 シドニーの英雄・ガレンのヒーロー然とした態度が、”野生児”ハントの火をつけてしまったのだろうか。ハントの2年ぶりの試合は明日ゴングだ。

▶︎次ページは、ハントがガレンを荒々しく突き飛ばす恐怖映像

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