2020/12/16（水）UP
（最終更新：2020/12/16 21:25）

空間を確認するように公開練習を行う平本

　12月31日（木）さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』で萩原京平（24＝SMOKER GYM）と対戦する平本蓮（21＝THE PAN DEMONIUM）が公開練習を行った。

　平本はグローブ・プロテクターを付けないマススパーを披露。パンチや蹴りの打撃や、グラップリングやサブミッションなどの寝技の動きは一切見せず、相手との距離やタイミングを図る動きのフローを見せた。

　大晦日の萩原戦に向けて万全の調子といい、今回は“キックとかMMAとか競技の話ではなく平本蓮を見せる試合”と言い放つ平本。ネット上でやり合っている朝倉未来が、今回の試合予想は萩原のKO勝利と発言していることに対して「あいつは格闘家は副業になったんで、本業がYouTuberになったから、（何を言われても）いいかなと」と一刀両断。

　この予想に12日の自身のツイートでは「俺のKO負け予想？朝倉のバカは2021年中に必ず仕留める」と語っていた。
　平本は今年4月、自身のYouTubeチャンネルでRIZINを牽引する朝倉未来の名前を出し『朝倉未来をぶん殴ってみた』の動画を投稿。朝倉の写真を貼り付けたサンドバックに、強烈な右ストレートを打ち込むといったような挑発をし、さらに、6月に配信されたRIZINの公式YouTubeチャンネル番組『榊原社長に呼び出されました』でも、戦いたい相手としてすぐに朝倉の名前を出し「MMAでやりたい、殴りまくる、ですね」と意気込み、ネット上で両者の対戦を期待する声が多く上がっていた。

　つい先日まで朝倉熱があったのかと思いきや意外な解答だ。「今いちばん魅力があるのは間違いなく斎藤チャンピオンですね。それはRIZINのフェザーのベルトを持ってるから。人に魅力があるんじゃなくてRIZINのフェザーのベルトに魅力がある」と、一足飛びでの王座戴冠の野心を語った。果たして平本の王座挑戦はいつになるのか。それにはまず大晦日の萩原戦に快勝が必須だ。