2021/01/05（火）UP
（最終更新：2021/01/05 19:32）

20年大晦日大会、那須川天心（右）と武尊（左）

　K-1 WORLD GP3階級制覇王者の武尊（29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が1月4日、自身の公式YouTubeチャンネルで、昨年12月31日にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.26』の会場に現れた理由と2021年の抱負を語った。

　武尊は『RIZIN.26』の会場に突如現れ、セミファイナルでムエタイ強豪のクマンドーイ（タイ）に3-0で圧勝した那須川天心（22=TARGET/Cygames）を観戦。試合後に歩み寄った那須川と、抱擁を交わした。

武尊（右）の強烈な右フックで、皇治（左）の首が捻じ曲がる瞬間

　武尊は昨年、自分の選手としてのピーク時に戦いたいとして年内の那須川戦への実現を口にしていたが、結局その夢は叶わず。
「コロナがあったり色々なことが重なってファンの人たちへの約束を守れなかった。せめて、2020年の間にファンへのメッセージを送りたかった」と、年内の実現は至らずともその夢を実現に向かって進めていることをファンに伝えようとしたと、会場に現れた理由を説明した。

　そして「今年は武尊の集大成」と21年のテーマを掲げ、将来の那須川戦を見据える中で、1月24日『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN～K’FESTA.4～』にて行われる、挑戦者レオナ・ペタスとのK-1スーパー・フェザー級タイトルマッチに「まずは必ず勝つ。それがないと始まらない。その後のことは、勝った後に僕の口から伝えたい」と強く意気込みをみせた。

　一方、K-1を背負って立つカリスマ王者としての強い意気込みを語った武尊だが、一個人の“世川武尊”としての今年の抱負について尋ねられると柔和な表情に一変。
「毎年言ってるが、今年こそは結婚します！」と宣言。自分が人生をかけてやっていることを見てくれた人と結婚したいとし、「その為には現役中に結婚しないと」とハイテンション。　
　その後も理想の結婚生活のあり方を具体的に語るなどの妄想トークが止まらず。リングの上では見せない武尊の表情が垣間見えた。

　最後に、昨年は「ボクシングなど基礎からやり直した一年」で食事生活や健康・体調管理を徹底し、身体の見直しも出来たと語った武尊。格闘技人生の最高の試合の実現に向けて、邁進する姿に注目される。

▶︎次ページ（動画あり）は、武尊がRIZINに行った理由と今年の抱負を語る