【RIZIN】大みそか関東・関西視聴率発表、歴代2位タイでユーチューバー選手ら貢献、4年で様変わり
12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナにて開催された『RIZIN.26』の関東、関西の平均視聴率が4日、ビデオリサーチから発表された。
時間帯の視聴率では、第3部(20:00〜22:30)が7.3%。19年の同時間帯(20:45~22:30)では5.2%だっただけに2.1%アップした。大みそかでは視聴率2位だった2015年の同時間帯の7.3%と並んだ。ちなみに大みそか歴代1位は2018年の第4部(22:50~23:45)でメイウェザーvs那須川天心がメインとなった7.5%だ。今回、その大みそか最高視聴率に大きく迫った。海外強豪選手が呼べない中で大健闘だろう。
ちなみに大みそか以外も含めたRIZINの全視聴率1位は16年9月の『RIZIN2』の第2部(20:45〜21:54)で8.5%。クロン・グレイシーvs所英男をメインにRENAvs山本美憂、ミルコ・クロコップや元・大関バルトら参戦。PRIDE時代から馴染みのある人気選手や大関やレスリングの世界女王など、お茶の間の人気選手が登場。あれから4年、かつてのヒーローやお茶の間の人気選手より、YouTubeでも人気の選手が台頭した。
関東、関西共に最も視聴率のあった第3部(20:00〜22:30)は生中継枠。ユーチューバーでもある朝倉未来、海兄弟、そして那須川天心や堀口恭司もYoutubeにも励むなど、若者に人気の選手が集まった。さらにMMAレジェンドの五味隆典が若者に人気の皇治が対戦した。
第2部(19:00〜20:00)では参戦が大きな話題となっていた人気ユーチューバーのシバター(35)が出場し、対戦相手をXとして当日のリング上で発表するという演出も行なった。シバターはK-1で活躍したHIROYA(28=TRY HARD GYM)と対戦。浜崎朱加vs山本美憂の王座決定戦も放送された。この時間帯は関東6.0%、関西6.1%と関西がやや上回った。
19年は最高5.2、最低3.2%と惨敗を喫したRIZIN。コアな格闘技ファンに刺さる直球勝負を榊原代表は宣言していたが視聴率アップには繋がらず、今回は再び変化球も入れて大きく盛り上げた。時代の流れとともにどう球を投げていくのか。次は3.14東京ドームの視聴率にも期待したい。
【平均視聴率】
12.31 RIZIN.26
関東
4.6% 第1部 (18:00〜19:00)
6.0% 第2部(19:00〜20:00)
7.3% 第3部(20:00〜22:30)
4.1% 第4部(22:30〜23:45)
関西
4.3% 第1部 (18:00〜19:00)
6.1% 第2部(19:00〜20:00)
6.8% 第3部(20:00〜22:30)
4.2% 第4部(22:30〜23:45)
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