【K-1】木村ミノルと激闘のアビラル、再登場で小鉄と対戦「倒しやすい選手。僕のKOショーを楽しみにして」
2月5日(金)都内にて、3月28日(日)日本武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』の追加カード発表記者会見が行われた。
アビラル・ヒマラヤン・チーター(21=ネパール/志村道場)が、小鉄(37=K-1ジム琉球チーム琉神)と対戦する。
アビラルは、前体制のK-1に参戦経験のある格闘家デーブ・クマール・ギミーレを父に持ち、16年にネパールから来日。昨年1月にHEATミドル級王座を獲得した。同年12月のK-1初参戦では、1戦目で現王者の木村ミノルと対戦して、出血によるTKOで敗れはしたが、1Rにダウンを奪い大きなインパクトを残した。
対する小鉄は、K-1ジム琉球の代表も務めるベテランの37歳。20年3月に行われた第3代K-1スーパー・ウェルター級王者決定トーナメントのリザーブファイトでは藤村大輔に敗れたが、同年11月のK-1福岡大会では絢太をKOして、実力を見せつけた。
アビラルは、木村との激闘を経て「打たれ強い」と周囲から評価を受けた。ただ敗戦したのは事実で「木村選手との試合が終わって勉強になることがいっぱいありました。僕はまだまだだと思って、フィジカルも全然まだまだ。そこからフィジカルや経験値も練習も上げていって、今回は新しい自分を見せたいと思います」と更なる進化を見据えている。
対戦する小鉄については「K-1福岡大会の試合を見て、テクニックもあってベテラン選手で、そんな感じです。でも、倒しやすい選手だなと思います。今回は僕のKOショーを楽しみにしていてください」と自信満々のKO宣言。
最後に「いつも応援ありがとうございます。この前、12月の試合はTKOで負けましたけど、今回はしっかり新しい自分を見せて、僕のKOショーを見せるんで、会場までぜひ見に来てください」とファンにメッセージを送った。
対する小鉄は「K-1ジム琉球チーム琉神の小鉄です。僕は今、沖縄に住んでいて、沖縄に移ってから1年ちょっと経つんですけど、いろんなことがいい感じに流れている感じがしています。ファイターとしてもまだ伸びていると思うんで、今回は進化した自分を見せたいと思っています」と今年の抱負と、この試合に向けてのコメントを残した。
木村と好勝負を演じたアビラルについては「危険なパンチを持っていて、気持ちも強い」と分析し、「緊張感あるスリリングな試合を見せられると思うので、目を離さないでほしいのと、僕は色んな期待を背負ってるので、その期待を胸にしっかりいい勝ち方をしたい」と覚悟を示した。
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