【K-1】木村ミノルがBigbang王者・MIKE JOEを格下扱い「瞬殺する、眼中にない」
3月28日(日)東京・日本武道館にて開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』の対戦カード発表会が5日都内にて行われた。
中重量級のエース・木村“フィリップ”ミノル(27=PURGE TOKYO)の出場が決定。Bigbangスーパー・ウェルター級王者・MIKE JOE(33=BATTLE FIELD/TEAM J.S.A)との対戦が決定した。
記者会見場に姿を現した両者は、カメラに向かって目線を送った直後にフェイスオフ。額を付き合わせるほど距離を詰めた後、気持ちが高ぶったか木村がMIKEを突き飛ばし、MIKEが木村の胸ぐらをつかむハプニングが起きた。
会見の席に着席した木村はヒートアップした理由を「コンディションの良さを見せただけ。相手をどうこう思っているわけではない」と、パフォーマンスのひとつにすぎないと説明。対戦するMIKEに対し「レベルが違うと思うので、辱めを食らわすくらい実力差を見せたい」と圧倒的な勝利を宣言した。
木村は前回の昨年12月、10連続KOが懸かったアビラル・ヒマラヤン・チーターとの一戦で先制のダウンを奪われるピンチに陥った。後に試合前にケガをしていたことを明かした木村は「ケガも回復して練習できています」と回復を報告。苦戦したアビラル戦を振り返り「完璧だったら(MIKEを含め)どっちも瞬殺。眼中にありません」と、現在の実力はひとつ上のレベルにあるとアピールした。
対するMIKEはKrushのリングへの参戦経験があり、K-1本戦へは今回初参戦。フェイスオフでのアクシデントも「いいですね、スイッチが入った感じです」と歓迎ムードを見せた。
ここまで10連続KO中の木村を相手となる一戦。厳しい下馬評が予想されるマッチメイクだが、MIKEは「自信はあります。なければここに来ていません。早くやりたいですねえ」と臆する様子は一切なし。「いい舞台なので、しっかりアピールできたら」と、継続参戦に向けた重要な一戦と位置づけた。
MIKEの話を受けた木村は「僕としては勝たないといけない試合」と、王者としての責務が試される一戦と認識。「普通にやったら相手にならないから、何か秘策を持ってきて欲しいですね」と、王者としての貫禄を見せる。それを受けたMIKEは「(秘策は)考えていないわけじゃない。中途半端な気持ちじゃぶつかれないから、それなりに準備してますよ」と応戦。両者とも静かな舌戦を繰り広げ、会見場に強い緊張感を漂わせた。
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