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【K-1】武尊がレオナ戦で”古傷”右拳の負傷を告白「期待の試合もすぐやりたかった」

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2021/05/25(火)UP

直前に脱臼していた右拳を打ち込み、KO勝利した武尊(右)

 K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・武尊(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が昨夜24日、自身のYouTubeで試合での拳のケガのことや、レオナ戦の振り返りを語る動画をアップした。

 武尊は3月に開催された『K’FESTA.4 DAY.2』の「K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ」で、Krush同級王者のレオナ・ペタス(28=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)を2RでKO。那須川天心も来場し、リングサイドでこの一戦を見守っていた。

▶︎【動画】武尊がレオナ戦のプレッシャーと覚悟、拳の怪我について詳しく語る

 武尊は動画で右拳の状態を説明。武尊の右拳は16年に骨折し、19年には腱断裂で手術と古傷となっている。武尊は「拳の調子は治っているか治っていないかでいえば、全然治っていない」と語る。練習ではフルでは打たず、アップの時に久しぶりに吸収剤も入れずに打つと、脱臼してしまったという。
 その後はアップもせず「この試合で壊れてもしょうがないくらいの気持ちで、ある意味開き直れた。次のことやダメージとか関係無しに試合をやろう」とレオナ戦に挑んだと話す。

 現在の状態は「試合の翌日の痛みと変わらない」と、一ヶ月以上経った現在も回復していない。拳の靭帯が損傷したとのことで「ここからまた治していかないといけない時期になると思う」と、治療期間に入るとした。

19年4月、武尊が手術後に見せた包帯グルグル巻きの右手。今回も回復させ、念願の一戦へ繋ぎたい(武尊オフィシャルブログより)

 武尊自身、昨年大晦日のRIZINに来場し、那須川天心との一戦を望んでいた。しかし「みんなが期待してくれてる試合もすぐにやりたかったんですけど、万全じゃない状態の試合というのは見せたくないし、対戦相手にも失礼」と、互いに良い状態で戦いたいと語る。「拳を休ませつつ、やると決まったらすぐに出来るよう、トレーニングは毎日している」と、完全な休養期間ではないようだ。

 また、このレオナ戦は「プレッシャーが過去イチ」だったと言い、動画では”激闘の新事実”として、この怪我の中でレオナ戦に挑んだ武尊の心境やプレッシャー、そしてKO、現在の怪我の状態などを詳しく語っている。

 コメント欄では「天心と戦う時は、万全な状態で最高な試合をしてほしい」といった、右拳を焦らず治してほしいという声が多いが「今年間に合うか? 天心ボクシング行っちゃうよ」などと天心戦の実現に不安という声も上がっている。

▶︎【動画】武尊がレオナ戦のプレッシャーと覚悟、拳の怪我について詳しく語る

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