【K-1】武尊、武居由樹に続け！玖村将史「歴代最強を証明する」金子晃大は決勝で玖村にリベンジへ＝Sバンタム級T前日計量

2022/02/26（土）UP
（最終更新：2022/02/27 11:41）

　2月27日（日）東京体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN ～第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント～』の公開計量＆記者会見が、26日に都内にて行われた。

　明日の注目カードとして「第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント」が組まれている。武尊、武居由樹が巻いた黄金のベルトを誰が巻くのか。明日のゲスト解説には、現在はボクシングで活躍している武居が座ることになっている。
　計量では、同トーナメントのリザーブファイトを含む全10選手が1回目で計量をパスした。

【フォト24枚】王者に輝くのは誰か？計量でバキバキの肉体を披露した8選手

　会見にはトーナメント本戦に出場する8選手が登壇、憧れのベルトへ向けて、熱き意気込みを語った。

　優勝候補筆頭の玖村将史（K-1ジム五反田チームキングス）は、19年に武居由樹に敗北して以来、4連勝。トーナメント参戦するもう一人の優勝候補・金子晃大にも勝利している。

　玖村は「時代を作る準備はしてきました。明日は圧倒的に優勝して、歴代最強のスーパー・バンタム級チャンピオンということを証明する。明日はかますだけです。明日は玖村兄弟の日にしたい」と他選手を圧倒するような発言で、明日へ向けて意気込む。

　対戦相手の鬼山桃太朗についても「確信したことは負ける気がしないということ」ときっぱり。「チャンピオンとしての価値とK-1としての価値を上げていきたい」とベルト戴冠後の自身の姿をより具体的にイメージしているようだった。

　直近の試合で、同トーナメントに参戦する鬼山桃太朗や、元Krushバンタム級王者の晃貴を自慢のパンチでKOしている金子晃大（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）も、優勝候補の一角。

　金子は「この日に向けてしっかり仕上げてきて調子がいい。明日はいいものを見せられる。一言でいうと楽しみです」と明日へ向けての心境を語る。

　ファンの中では、玖村と金子のトーナメント決勝戦を臨む声も多い。両者は20年3月に対戦しており、当時無敗であった金子に玖村は土を付けている。

　金子は「玖村選手に決勝に来てほしい」と決勝で玖村との対戦を熱望。それを聞いた玖村は「金子選手と見たいということが盛り上がっているので、上がってきたら前以上の結果で倒してやろうと思っている」と返り討ち宣言。

　ボクシングからキックへ転向し無敗を誇る佐々木洵樹（POWER OF DREAM）は「1人じゃここまで辿り着かなかった。携わっていただいた人に感謝して、家族、息子と嫁のためにも明日はチャンピオンになります」と周りの方への感謝を表し、家族のためにベルトを巻くと誓った。

　現役Krush王者としてK-1との二冠を目指す、璃明武（りあむ/K-1ジム総本部チームペガサス）は「明日チャンピオンになるための準備をしてきた。最高のパフォーマンスで結果を出したい。自分も楽しみにしています。このメンバーで優勝すれば相応しい」と話す。

　ムエタイで三冠を達成した大物・一航（新興ムエタイジム）は「自分自身楽しみにしています。大きな舞台で試合させていただけることに楽しみ」と初参戦へ向けてワクワクを隠しきれない。

　バンタム級四天王と言われる玖村、金子、璃明武、佐々木の中から王者が生まれるのか。それとも外国人選手の招聘が不可となり、参戦を果たした他4選手が番狂わせを起こすのか。あとは明日のゴングを待つのみとなった。

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＜全計量結果＞※リミット55kg
▼第4試合　K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦（4）/3分3R・延長1R
佐々木洵樹（日本/POWER OF DREAM）→54.95kg
vs
内田 晶（日本/チーム・タイガーホーク） →54.95kg

▼第3試合　K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦（3）/3分3R・延長1R
玖村将史（日本/K-1ジム五反田チームキングス）→54.95kg
vs
鬼山桃太朗（日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）→55.00kg

▼第2試合　K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦（2）/3分3R・延長1R
璃明武（日本/K-1ジム総本部チームペガサス）→54.95kg
vs
一航（日本/新興ムエタイジム）→54.90kg

▼第1試合　K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦（1）/3分3R・延長1R
金子晃大（日本/K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）→54.95kg
vs
黒田勇斗（日本/K-1ジム心斎橋チームレパード）→54.95kg

▼K-1 WORLD GP第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
倉田永輝（日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）→55.00kg
vs
愛瑠斗（日本/健成會）→54.95kg
※永坂吏羅（日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）がコロナ影響で欠場、代わって倉田が出場

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