2022/05/31（火）UP
（最終更新：2023/06/20 16:41）

女子－220クラスは大倉萌が優勝

大倉のハイキックがかすめる！

　北斗旗女子－220クラスにはプロキックボクサーとしてRISEで活躍する大倉萌が優勝した。決勝戦は大道塾帯広支部の小野寺玲奈。序盤はお互いにローキックで探り合いから始まり、大倉が道着を掴んでの膝蹴りから振り回してグランドに。膠着から分けとなるも大倉ペースかと思いきや、小野寺が突き蹴りで前に出る。互いに譲らぬ展開で試合は延長戦へ。

　開始から大倉がプレッシャーをかけながら前蹴りで攻める。そして小野寺の廻し蹴りにはカウンターの上段突き連打する大倉。反撃する小野寺と上段突きの打ち合い。プレッシャーは大倉か。延長判定4-1で大倉が勝利した。

　総評：高橋英明大会審判長「シニア部では膝から下を見ると1、2回戦で負けた選手はべた足が目立った。普段の稽古でも同じだがべた足では動きが悪く遅い。後足の踵を上げると強い突きが打てる。向上の余地がありさらに良い試合を見せてほしい。一般部はよい試合だったと思う。今年9月にはブラジル、10月にはイタリアでの大会を控えており選手を派遣する予定。11月の全日本大会には韓国やモンゴルの選手も招待参加する予定だ。来年の世界大会では、日本の選手が優勝出来るように精進してほしい」

【全結果】
女子（220以下）優勝：大倉萌（吉祥寺）
女子（220超）優勝：内藤雅子（横浜北）
男子（230以下）優勝：目黒雄太（長岡）　準優勝：ソムチャ・ヌアナー（札幌西）
男子（240以下）優勝：伊東宗志（日進）　準優勝：遠藤春翔（総本部）
男子（250以下）優勝：小野寺稜太（総本部）　準優勝：佐川太郎（仙台東）
男子（260以下）優勝：近藤瑞起（岸和田）　準優勝：麦谷亮介（行徳）
男子（260超）優勝：岩﨑大河（総本部）　準優勝：奈良朋弥（青森）