2022/09/13（火）UP
（最終更新：2022/09/13 20:24）

小笠原瑛作 vs TAKERU

　9月23日（金・祝）に東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT 2022 vol.5』の[第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王座決定戦]にて対戦する小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）とTAKERU（GET OVER）のインタビューが主催者より届いた。

【動画】小笠原瑛作がローキックでKOする瞬間

　小笠原は”スピードアクター”の異名を取る日本人トップ選手。さらなる飛躍を目指しスーパーバンタム級（-55.0kg）王座を返上し、フェザー級（-57.5kg）へ階級を上げ2階級制覇に挑む。

ローキックを放つ小笠原瑛作（2021年11月）

　対戦相手のTAKERUについては「すごく打たれ強くて、気合いの入った選手」と評すも「正直なところを言うと、自分とはレベルが違うと思いますね」と、あらゆる面で上回っていると自信を見せる。

　当たれば倒せる武器があるという小笠原は「1ラウンドから攻めていくつもりなので、まず5ラウンドまではかからないと思うし、早い段階で終わる可能性も大いにあるんじゃないかと思いますね」と試合を予想する。

小笠原瑛作（中央）初主演映画の撮影風景

　カザフスタンで撮影に挑んだ主演映画『阿彦哲郎物語・第二の太陽』の日本公開に向けても「やっぱり公開される時にはベルトを持っていないと、小笠原瑛作じゃない感じがするんで、どうしてもここで獲っておかないといけないですね」と気合が入る。

「この『KNOCK OUT』をもっと大きい舞台に押し上げるということなので。そのためにはベルトが腰に巻かれてるのは当たり前で、それを背負ってどこにケンカを売っていくのか、というところだと思ってますから」と自らの使命を語る小笠原は、「今回は…3ラウンドまでに倒します。それを見に来てください」と宣言した。

顔面へ蹴りを放ったTAKERU（ 2022年7月）

　対するTAKERUは15年にプロデビュー。昨年1月にKNOCK OUTへ初参戦、今年7月には3倍以上のキャリアを持つ栗秋祥梧に完勝し、王座戦のチャンスを手にした。今回の試合連絡を聞いた時は驚くと同時に嬉しく「早くてもあと2～3戦はかかるのかなと思ってたので、まさかこんなすぐにタイトル戦が巡ってくるとはという感じで、このチャンスは逃せないなと思いました」とコメント。

　対戦相手の小笠原はスピードが特徴の選手だが「まあ僕の動きよりは遅いだろうと。対策とか全然されてもいいんですけど、僕は僕のやり方で、いつも通りで倒したいと思います。僕のボディとローで、そのスピードも止めるので」と問題ないという。

パンチを振るうTAKERU（2022年4月）

「会場が沸くような面白い試合をして、自分のテクニックを見せつけて、最後は絶対倒したい」と強気なTAKERUは、王者になりジムのある名古屋に『KNOCK OUT』を持っていきたいとう野望も持つ。

　最後にTAKERUは「僕の戦い方ですね。テクニックで小笠原選手を倒してベルトを獲るので、ベルトを巻く姿をみんなに見に来てもらいたいなと思います」とメッセージを送った。

▼第2代KNOCK OUT-REDフェザー級王座決定戦/3分5R・延長1R
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺/初代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者、ISKA世界バンタム級王者（K-1ルール）、WPMF世界スーパーバンタム級王者）※47戦40勝（20KO）6敗1分
vs
TAKERU（GET OVER/DBSフェザー級王者、RKAフェザー級王者）※21戦15勝（7KO）6敗

☆この大会の詳細、対戦カード、チケット情報など

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