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アントニオ猪木氏叙勲会見、弟・啓介氏「天国の兄も喜んでいる」、孫・寛太氏はボクシングにも興味

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2023/01/23(月)UP

アントニオ猪木さんの叙勲に弟の猪木啓介氏、孫の猪木寛太氏が出席

 1月23日(月)東京・参議院議員会館にて、故・アントニオ猪木さんへの叙位・叙勲の拝受後の会見が開かれ、実弟の猪木啓介氏と孫の猪木寛太氏が報道陣の取材に応じた。

【フォト】この勲章の拡大写真、会見の模様など

 位階は「従四位(じゅしい)」、勲章は「旭日中綬章(きょくじつしょうじゅしょう)」。猪木さんの生前最期の日にさかのぼって授与され、本日、遺族を代表して啓介氏と寛太氏が拝受した。

会見でコメントする、猪木さんの実弟・啓介氏(右)、左は孫の寛太氏

 啓介氏は会見で「こんな素晴らしい名誉ある勲章をいただいたことを、心から嬉しく思っております。兄貴も喜んでいるんじゃないかと思います。兄貴はプロレス業界においても、ブラジル、パキスタン、キューバとか、北朝鮮も含めて色々な勲章をいただいておりますが、日本において勲章をいただくことがいちばん名誉ではないかと思っております。自分も弟として誇らしく思っています」と述べ、叙勲の理由について啓介氏は「色々な方からの推薦と、色々な、プロレスラーとしてやってきたイラクの問題などが評価されたのではないかと思います」と語った。

「旭日中綬章」を授与された

 今回の叙勲に、天国の猪木さんはどんな思いでいるかという問いに啓介氏は「喜んでいると思いますよ。勲章をいただくために推薦していただいた先生たちにも、本当にお礼をしなくてはいけない。ありがとうございます。人に喜んでもらうことが自分の喜びだとよく言っていました。兄貴はレスラーでしたが、争うことがあまり好きではなかったですからね、そういう点では心優しいというか、そういう人間でした」と回顧した。

 本日1月23日は、猪木さんの名言「1、2、3、ダーッ!」に因んだ日で、プロレスでライバルだったジャイアント馬場さんの誕生日でもある。
 そのことについて啓介氏は「偶然1月ということで、1・2・3という、馬場さんの誕生日ということで、偶然といえば偶然なのでしょうね。他の月ならこのようにならなかったと思います。馬場さんとは決して不仲ではなかったということではないでしょうか。こうやって何かの縁で繋がっているというのは」と語った。

授与された勲章「旭日中綬章」の拡大写真

 寛太氏は現在20歳、ロサンゼルスの大学2年生で、水泳をしているとのことだが、格闘技関連の仕事をしたいか問われると「今はまだ分かりません。でもボクシングをしたいです」と答えた。

 また、寛太氏は赤いネクタイをして出席したが、それは猪木さんの遺品だという。啓介氏は「(猪木さんの)マフラーとかネクタイは、全て彼のお母さん(寛子氏)が保存しております」と説明した。

▶︎次ページは【フォト】この勲章の拡大写真、会見の模様など

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