まるで力石徹のアッパー！相手は宙に浮きKO

2025/07/12（土）UP
（最終更新：2025/07/12 15:03）

　7月11日、ブルガリア・ヴァルナでKWU戦士アマチュア大会・準決勝が開催され、カザフスタンの選手がブラジル選手をアッパーで吹っ飛ばし、宙に浮かすダウン。日本の関係者はその豪快ぶりに「まるで力石徹のアッパーのようだ」と驚いた。

【フォト＆動画】相手が宙に浮くアッパー！

　この大会の出場者はベースが手による顔面攻撃のない極真空手の選手だが、この戦士では、戦士である以上、全てに対応する必要があるとの考えから、顔面パンチ、ヒジ、首相撲ありのムエタイに近いルールで行われている。

　試合は85kg以下級の準決勝の一戦、昨年準優勝のニキータ・ガラス（カザフスタン）がブラジルのファンファと対戦。ファンファもブラジル期待の選手でここまで勝ち上がってきた。

　しかし、ガラスはその強豪も物ともせず、序盤から圧力をかけ、コーナーに詰めてボディへヒザ蹴りを入れダウンを奪うと、立ち上がった相手が反撃に前へ出たところに右アッパー！相手は宙に浮きマットにダウン！そのままKOとなった。

　この豪快KOについて、日本人の大会関係者に聞くと「まるで『あしたのジョー』の力石徹、ジョーを宙に浮かせたアッパーKOだ」と驚いた。決勝は12日、ガラスは今年こそKOなるか。プロ興行『SENSHI』のアンダーカードとして実施される。

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