アーネスト・ホーストが60歳に!なんとホーストダンスがパンチの秘訣と初公開
“ミスターパーフェクト”アーネスト・ホーストが7月11日で還暦の60歳を迎え、じつは勝利のホーストダンスがパンチの秘訣と、この日のキック合宿で初公開した。
【フォト&動画】ホーストダンスの還暦指導!誕生会でフィリォとの2ショットも
7月6日から13日までブルガリア・ヴァルナにてKWU戦士の夏合宿が開催。KWU戦士のKWUとは極真ワールドユニオンの略で、ブルガリアのプロ格闘技団体『SENSHI』の運営も行う。この夏合宿にフランシスコ・フィリォなど極真レジェンドをはじめ、キックからはアーネスト・ホースト、アンディ・サワー、セーム・シュルト、空道の長田賢一塾長らも参加した。
ホーストは自身のクラスの中でキックボクシングのパンチやキックのテクニックを教えたが、腰を柔らかく使うことを強調。フラダンスのようにクネクネと腰を回す指導をしばしば。蹴りから足を着地させ、パンチにつなげる腰の使い方なども伝授した。
60歳になったホーストにイーファイトがインタビュー。還暦を迎え「おじいちゃんになっちゃった」と可愛く微笑む。これまでのファイトで最も印象的なのは99年のK-1 GRAND PRIXだという。
ホーストは『K-1 GRAND PRIX』 ’97、’99、『K-1 WORLD GP』 2000、2002王者で、セーム・シュルトと並ぶ4度のK-1最多優勝記録を持つが、その中でも99年の一戦を選んだ理由とは何か。
「私は(フランシスコ)フィリォにKO(負け)でした。その後、チャンピオンになりました」という。そのKO負けは1999年4月『K-1 REVENGE ’99』でフィリォに喫した右フック一撃のKO負けであり、そのどん底から99年10月の『K-1 GRAND PRIX ’99 』でアンディ・フグに判定勝ちすると「それから準決勝でジェロム・レ・バンナにKO勝ち、決勝戦でミルコ・クロコップにもKO勝ちして優勝できました」とGRAND PRIX 2度目の優勝を果たし、這い上がったのだ。当時、8か月前にフィリォに失神KO負けを喫し、ホーストの時代は終わりかとの声も囁かれていた。そこから復活の優勝だった。
60代になり、今後の目標は「とにかく健康でいることだよ」と笑顔。その日の夜は合宿地のヴァルナ市内でK-1最多優勝記録持つセーム・シュルトや宿敵フィリォらと共に誕生会が行われた。フィリォも「あれはすごい復活だった」と99年のK-1GPを称え、互いに肩を組んだ。
▶︎次のページは【フォト&動画】ホーストダンスの還暦指導!誕生会でフィリォとの2ショットも
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【フォト&動画】ホーストダンスの還暦指導!誕生会でフィリォとの2ショットも
・【海外 極真】飛び蹴りKOで失神!瞬時に選手を守った主審の”神技”に賞賛の声「若者の命を救った」
・【海外 極真】大会ベストKOは戦慄すぎる「飛び後ろ回し蹴り!」相手は失神し立てず会場騒然
・【戦士】身長188cmのムエタイ世界王者にT-98が技を封じられた!チャンスの一撃も勝利ならず
・井上尚弥、前戦のダウンは「自分の過信」アフマダリエフ戦へ「本気を出させていただく」
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!





【10月・ベストファイター】決勝、顔面ヒザ蹴りKO!”カザフの怪物”キンザースキーが、新極真会全日本優勝、克服した”意外な”課題

