2025/12/24（水）UP
（最終更新：2025/12/24 16:42）

GRACHANフライ級タイトルマッチで対戦する王者・小田魁斗（左）と小林大介（右）

　2026年2月1日（日）大阪・176BOXで開催される『GRACHAN 80』の全対戦カードが発表された。80回記念大会となる今大会のメインイベントには、第4代GRACHANフライ級王者・小田魁斗（CARPE DIEM福岡）が2度目の防衛戦で同級1位の実力者・小林大介（ALIVE）を挑戦者として迎え撃つ。

　小田は2022年にGRACHANでプロデビューし、ONE Friday Fightsで2連勝。GRACHANのリングにカムバックすると、昨年12月に道端正司からTKO勝利で暫定王者に。

御代川敏志（下）をTKOで下した小田魁斗（上）

　今年5月の正規王者・御代川敏志との王座統一戦でも1R TKO勝ちで王座統一＆初防衛に成功し、GRACHANフライ級の頂点へと駆け上がった。

　対する小林は粘り強いファイトスタイルで連勝を重ね、昨年9月のRIZINではSB王者・佐藤執斗を相手に完勝。大舞台での勝利を引っ提げ、満を持してタイトル挑戦に挑む。

　セミファイナルでは、ハシモト・ブランドン（JAWS WEST）とマイティー村上（パラエストラROX）がGRACHANヘビー級次期タイトル挑戦権を懸けて激突。

　ハシモトは、恵まれた体格とフィジカルを武器にGRACHANヘビー級戦線で長らく上位に君臨してきた実力者。対する村上は、そのリングネーム通り「マイティー（強力）」なパワーを秘めたパラエストラROXの重量級戦士。ランキングこそ6位だが、一発で局面をひっくり返す破壊力を持っており、下剋上なるか。

　また、ウェルター級戦として同級1位・青木忠秀（総合格闘技道場コブラ会）が韓国のイ・ソルホ（WhiteBear Gym）と対戦。青木は、大阪を代表する名門・コブラ会の主力選手。強靭なフィジカルと、コブラ会仕込みの粘り強い組み力、そして決して折れない心を武器にランキング1位の座を死守している。悲願のウェルター級王座奪取に向け、今回の地元・大阪大会は絶対に落とせない「査定試合」とも言える重要な一戦で勝利なるか。

　対するソルホは、フィジカルの強さに定評のある韓国MMA界からの刺客。WhiteBear Gym所属の未知なる強豪が、日本のトップランカー狩りを目論み大阪に乗り込む。

　そして、ライト級戦では元修斗世界王者・松本光史（M PLATIC）vs丸山数馬（Tri.H studio）が決定。松本は、修斗世界王座戴冠、RIZIN参戦と、輝かしい実績を持つ国内ライト級の重鎮。その卓越したグラップリング技術と試合運びは「達人」の域にある。対する丸山は、DEEPやパンクラスなどでキャリアを積み、強靭なフィジカルとアグレッシブなファイトスタイルで評価の高い実力者。勝った方が、一気にGRACHANライト級の中心人物となるか。

GRACHAN実行委員会
「GRACHAN 80」
2026年2月1日（日）大阪・176BOX
開場13：30　開始14：00

＜全対戦カード＞

▼GRACHANフライ級タイトルマッチ　5分3R
小田魁斗（CARPE DIEM福岡/第4代GRACHANフライ級王者）
vs
小林大介（ALIVE/同級1位/挑戦者）

▼GRACHANヘビー級次期挑戦者決定戦　5分3R
ハシモト・ブランドン（JAWS WEST/同級2位）
vs
マイティー村上（パラエストラROX/同級6位）

▼ウェルター級　5分3R
青木忠秀（総合格闘技道場コブラ会/同級1位）
vs
イ・ソルホ（韓国/WhiteBear Gym）

▼ライト級　5分2R延長1R
松本光史（M PLATIC/第12代修斗世界ライト級王者）
vs
丸山数馬（Tri.H studio）

▼フェザー級　5分2R延長1R
高橋孝徳（リバーサルジム新宿me.we/同級3位）
vs
八木匠（パンクラス大阪稲垣組/同級5位）

▼バンタム級　5分2R延長1R
前田snake海（総合格闘技道場コブラ会EAST）
vs
田岡桂萌（MIBURO）

▼ライト級　5分2R延長1R
村瀬賢心（ALIVE）
vs
姜信一（フリー）

▼フライ級　5分2R延長1R
森渕俊太（MIBURO）
vs
麦谷悠成（パンクラス大阪稲垣組）

▼ストロー級　5分2R
大城正也（T-REX柔術アカデミー）
vs
尾崎蓮（bloom）

▼フライ級　5分2R延長1R
天馬（パンクラス大阪稲垣組）
vs
岡田達朗（パラエストラ大阪）