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【GRACHAN】芳賀ビラル海、ロクク・ダリに完勝!林RICE陽太のタイトル挑戦をアピール

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2025/03/03(月)UP

ロクク・ダリに完勝した芳賀(右)

GRACHAN実行委員会/BRAVE.GYM
『GRACHAN73×BRAVE Fight35』
2025年3月2日(日)東京・有明TFTホール500

▼メインイベント(第9試合) ライト級 5分2R延長1R
●ロクク・ダリ(TRI.H Studio/同級1位)
判定0-3
〇芳賀ビラル海(MASTER JAPAN東京/同級2位)

 ライト級ランキング1位に君臨するダリは、強烈な打撃と圧倒的なフィジカルで相手を押し込むパワーファイター。昨年12月の前戦では、GRACHANライト級王者・林RICE陽太とタイトルマッチで対戦するも僅差の判定で敗れ、今回は再起戦となる。

 一方、ガーナと日本のハーフの芳賀は日本拳法仕込みの素早い出入りによる打撃に加え、近年は組みや寝技での一本勝ちも増えているオールラウンダーで現在ライト級2位。前戦となった昨年5月のGRACHANでは藤村健悟をアームロックで下して現在4連勝中。

 1R、豪快なパンチを振るうダリに臆することなく、芳賀はパンチを積極的に返していく。終盤、フェイントのパンチを混ぜつつタックルにいく芳賀はようやくテイクダウンに成功したが、1R終了。

 2R、芳賀は右ストレートを出すと、ダリもオーバーハンドの左を豪快に放っていく。ダリが右ローで芳賀をこかして上になると、ガッチリ固めるが、芳賀はスタンドへ。再びグラウンドの攻防になると、芳賀はダリを腹固めの状態からパウンド。うつ伏せで逃げるダリのバックに付いた芳賀はパウンド、スリーパーで追い込んだところで終了。

 判定勝利した芳賀は「本日は、僕を見にご来場いただきありがとうございます。この試合に臨む前、ダリ選手とアフリカにルーツのある者として戦うので、皆さんはどっちか分からんと困るなと思いましたけど、そんな心配はいらなかったですね(笑)。芳賀ビラル海でしょ。今日、このTシャツを着て来た理由は……林(“RICE”陽太)君、タイトルやらせてよ。林君、美味しそうな匂いがするんですよね。でも、ダリはうまく料理出来てなかった。僕ならもっと林君をうまく料理して、美味しい林RICEにして、むしろ食っちゃいます。なんで、林! 次は何月か分からないけど待ってるよ」と現GRACHANライト級王者・林“RICE”陽太とのタイトルマッチをアピールした。


草訳(左)に右ストレートを見舞う岸本(右)

▼セミファイナル(第8試合) GRACHAN選抜vsBRAVE軍対抗戦 ライト級 5分2R延長1R
●草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA/同級5位)
判定0-3
〇岸本篤史(BRAVE/同級4位)

 草訳は192cmというライト級屈指の長身から繰り出すロングレンジのパンチが最大の武器。かつて野球に打ち込んでいたことで培った強靭なリストから生まれる一撃で、昨年12月の前戦ではベテランの小谷直之を2RTKOで下した。

 一方、岸本は高校時代にアマチュアボクシングでインターハイのミドル級で3位、大学時代には国体青年ミドル級で準優勝という実績を持つ。上下を打ち分けるパンチのバリエーションが豊富で、パワフルなボディブローも含めてストライカーとしての完成度を高めている。

 1R、リーチを活かした打撃で草訳が主導権を握ったかに見えたが、岸本が左ストレートでダウンを奪う。ダメージを感じさせることなく立ち上がった草訳は蹴りで距離を取りたいが、岸本がプレッシャーをかけて下がらせる。

 2R、草訳が飛び込ながらのヒザ蹴りを岸本のボディに当てて削っていく。草訳は組んでのヒザで追撃するが、岸本がテイクダウン。長い足を活かして脱出した草訳はヒールホールド狙いも、岸本はパウンド。スタンドの展開に戻ると、蹴りの草訳に、岸本は左ストレートを当てるなどでペースを握る。判定で岸本が勝利した。


▼第7試合 GRACHAN選抜vsBRAVE軍対抗戦 ライト級 5分2R延長1R
〇藤村健悟(和術慧舟會TLIVE)
延長判定3-0 
●高橋正寿(BRAVE)
※本戦は判定0‐0

▼第6試合 GRACHAN選抜vsBRAVE軍対抗戦 バンタム級 5分2R延長1R
●萩原一貴(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
KO 1R4分37秒
〇石坂空志(BRAVE/リレイズ東京)

▼第5試合 GRACHAN選抜vsBRAVE軍対抗戦 60kg契約 5分2R 延長1R
〇金森琢也(DOBUITA)
TKO 2R4分41秒 ※レフェリーストップ
●松本将希(BRAVE)

▼第4試合 GRACHAN選抜vsBRAVE軍対抗戦 フライ級 5分2R延長1R
●後藤浩希(リバーサルジム新宿Me,We)
一本 2R4分28秒 ※チョークスリーパー
〇テム(BRAVE)

▼第3試合 ライト級 5分2R延長1R
●アリアン・ナカハラ(ボンサイ柔術名古屋クレベルコイケジム)
判定0-3
〇望月貴史(BRAVE)

▼第2試合 フライ級 5分2R延長1R
〇長野将大(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
一本 1R2分9秒 ※アームロック
●水谷健人(リバーサルジム新宿Me,We)

▼第1試合 59kg契約 5分2R延長1R
●高橋風我(BRAVE)
TKO 1R36秒 ※レフェリーストップ
〇武田勇輝(MASTER JAPAN東京)

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