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【レベルス】鈴木宙樹が王座初防衛で13連勝、老沼隆斗が激戦の末に延長戦を制す

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2020/02/29(土)UP

老沼が実力見せつけ判定勝利(左)

セミファイナル 第12試合 52.5kg契約 33R(延長なし) REDルール
◯老沼隆斗(STRUGGLE/REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王者)
延長判定3-0 三者とも10-9
白幡裕星(橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者)
※本戦判定は28-2929-2929-29

序盤は白幡のパンチも冴えた

 老沼は空手をベースとし、ハイキック・後ろ回し蹴りなど華麗ながら威力ある蹴りを得意とする。20186月にREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦を制し戴冠した。前戦は128日の新日本キック大会で、REBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を防衛したばかりだ。

 対する白幡はジュニアキック・ジュニアムエタイで結果を出してきた、プロ無敗の17歳。121日のムエタイオープンでスーパーフライ級王者決定戦に勝利し戴冠した。橋本道場では元極真世界王者・与座優貴ともスパーリングを重ねている。

 1R、白幡はサウスポーでスピードのある左ミドルやローを積極的に出していき、老沼は右ミドルを返す。中盤に老沼の前進に対して白幡がカウンターの左フックをヒット、さらにパンチをまとめて左縦ヒジを狙うといったようにスピードを見せつける。終盤に当たったパンチで老沼は目尻の辺りから出血が見られるように。

 2Rになると老沼も前に出て右ミドルを当てる。白幡は距離をとって左ローを走らせる。中盤以降は老沼がガードを固めて前進して、右ローでダメージを蓄積していく。白幡はカウンター狙いで、自身の左の蹴りを何度もヒットさせる。老沼もしっかりガードを固めて右ストレートを振るう。

 3R、老沼が前進して、右ミドルからの右ローを連発すると白幡の動きが鈍る。白幡は足が流れてしまう場面もあるが、耐えてカウンターの左ストレートを狙っていく。終盤まで手数を止めない両者。老沼が右ローを走らせると、白幡も左ミドルで応戦。判定は1者が後半に実力を見せた老沼を支持したが2者がドローで延長戦へ突入する。

 延長R、白幡が左ミドルで先制。老沼が右ミドルを返す。中盤以降は両者パンチでの打ち合いを展開し、老沼が右ストレートを当てると、白幡も左ストレートを当て返す。終盤になっても老沼は右ローを当て続け、右ストレートやフックのパンチのヒット数を増やす。経験の差を見せた老沼が延長で白幡を振り切った。

▶次のページは、REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント 1回戦

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