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【ホーストカップ】”アーツ弟子”内田雄大がアクセル王者・岡崎にローキックでTKO勝ち、滉大がSフライ級ベルト防衛(動画あり)

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2020/10/23(金)UP

滉大が王座を防衛

▼ダブルセミファイナル第6試合HOOSTCUP日本Sフライ級タイトルマッチ3分3R(延長2R)
〇滉大(及川道場/王者)
判定3-0 ※30-27、30-29、30-28
●KING剛(ロイヤルキングス/挑戦者/MA日本バンタム級王者)

キックを繰り出す滉大

 昨年大阪大会にて、現RISE王者、大崎一貴とどちらに転んでもおかしくない激戦の上判定で惜敗した滉大が1年ぶりにHOOSTCUP日本Sフライ級タイトルマッチ防衛戦に登場、対するKING剛は、大崎一貴とも延長に及ぶ激闘を繰り広げ、王者滉大と引き分けた実績の國本真義も破りトップコンテンダーとして登場。

 初盤からプレッシャーをかけサウスポーのKING剛に対し右ミドル、右ローを積極的に繰り出す王者滉大、KING剛はかわしながらステップインして左ストレーを当てようと試みる。大崎戦と同じく打ち終わりの反撃を試みるKING剛だが、滉大のディフェンスが固い。KING剛が振りの大きい右フックをクリーンヒットさせるがすぐに立て直し、滉大が追随を許さない。

パンチを放つKING剛に、滉大がヒザを合わせる

 2R積極的に前に出て攻撃をしかけるKING剛だが、滉大の攻撃の精度が高く打ち勝つ印象。ラウンド後半はタイミングと距離を読み始めた滉大がボディーワークでかわし、テンカオを合わせ始める。

 最終ラウンド、後が無いKING剛が開始早々打ち合いを仕掛けるが、滉大は時々サウスポーにスイッチしながらボディーワークでかわしカウンターを度々ヒットさせる。ボディー打ちを混ぜながらさらに前進を強め手数を増やすKING剛だが、滉大もクリーンヒットを許さずカウンターのパンチ、前蹴りでKING剛を崩す。

 最終ゴングが鳴りフルマーク判定勝利で防衛に成功した滉大だが、試合後に減量苦を理由に階級を上げることを希望しており、返上となった場合にまたこの階級に波乱の予感である。昨年の大崎一貴戦の敗戦を糧にスケールアップした滉大への期待と、KING剛の次のチャンスへの期待が高まる。

▼滉大vsKING剛


泰良拓也がトーナメント優勝を決めた

▼ダブルセミファイナル第5試合HOOSTCUP日本フェザー級王座決定戦トーナメント決勝3分3R(延長2R)
●國枝悠太(二刃会/MA日本フェザー級3位)
TKO 1R 2分50秒 ※右ストレート:深刻なダウンによりレフェリーストップ
〇泰良拓也(PFP/RISEフェザー級8位)

國枝がパンチをくり出し、泰良はキックを放つ

 DAYFIGHTで行われたHOOSTCUP日本フェザー級王座決定戦1回戦にてヘンリー・セハスを破り進出した國枝と、泉丈成を破り進出した泰良拓也が決勝で激突、昨年大阪大会で両選手が対戦しており、泰良が判定勝利しており決勝でのリベンジを熱望していた國枝の望むカードとなった。

 お互い顔に傷が見られ1回戦の激闘を物語る。序盤ローの蹴り合いから探るように始まるが、國枝が打ち合いをけしかけ、泰良がカウンター気味に右をクリーンヒットするとさらに國枝のパンチラッシュがヒートアップ。」泰良のガードを縫うようにヒットする。ガードしながら冷静に返す泰良。

泰良の右クロスで國枝がダウン

 ラスト30秒のコールで激しい打ち合いがはじまりやや國枝が押し気味であったがラスト10秒の拍子木の合図に泰良が左ミドル、テンカオを当て、國枝がやや体勢が流れたところに右クロスがクリーンヒットでダウン。

 立ちあがるも足がふらつき危険と判断したレフェリーがストップをかけ泰良の勝利、HOOSTCUP日本フェザー級王者となる。
今大会のトーナメントでの國枝の活躍も光る一戦であった。

▼國枝悠太vs泰良拓也

▶次ページはマキ・ピンサヤームvs久井淳平、第1~3試合結果

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