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【RISE】王者・大﨑一貴、 SB王者・川上に強烈ボディ攻撃で判定勝利、実方拓海は“破壊獣”タップロンを攻略

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2020/11/15(日)UP

北井(右)の強打が光った

▼第8試合 スーパーライト級(-65kg)3分 3R 延長 1R
◯北井智大(チームドラゴン/ライト級3位)
判定3-0 ※三者とも28-27
●吉沼大樹(フリー)

 北井は、森香津眞(チームドラゴン/同級4位)が練習中に左肋骨を骨折し欠場となったため、急遽参戦することになった。前回は、10月に秀樹との対戦で敗れている。他団体からの初参戦選手を迎え撃つことが多いことから“RISEの門番”と呼ばれ、今回も初参戦の吉沼を迎え撃つ形となる。

 吉沼はサウスポーから繰り出されるノビのある打撃が武器のファイター。J-NET-67kgのトーナメント優勝やKrushのリングでは元王者・中澤純を下した実績を持つ。今回がRISE初参戦となる。

 1R、サウスポーの吉沼が、遠い距離から飛びこんで左右のフックで早速ダウンを奪う。ふらつく北井に対して、落ち着いて右アッパー、左ミドル、左ローを散らしていく吉沼。北井はダメージこそ感じさせるが、しっかりガードを固めて、組み際に右フックを出す。

 2R、吉沼が左ロー、ミドルを蹴り込み、左ストレートで攻勢に出るかと思われたが、北井が左右のローを連続でヒットさせて、巻き返す。北井は右のフックをヒット、吉沼は左のヒザ蹴りをボディに見舞う。激しい打ち合いで、両者とも鼻から出血が見られる。

 3R、吉沼が左ストレートからのヒザ蹴りで前に出る。北井は、吉沼を誘うようにして「来い来い」とアピール。吉沼が入っていくと、北井がドンピシャのタイミングで右ストレートをクリーンヒットさせて、起死回生のダウンを奪い返す。再開後、北井が前進して左右のフック、さらに右ストレートで攻めるが、吉沼はクリンチで耐え、終了のゴングが鳴らされた。

 ジャッジは、3Rにダウンを奪い巻き返した北井を3者が支持して、北井が逆転判定勝利を収めた。

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