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【RISE】王者・大﨑一貴、 SB王者・川上に強烈ボディ攻撃で判定勝利、実方拓海は“破壊獣”タップロンを攻略

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2020/11/15(日)UP

伊藤(右)が長い距離の蹴り技を放つ

▼第7試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
●川島史也(BattleNation/ライト級7位)
TKO 2R 2分29秒 ※パンチ連打
◯伊藤澄哉(戦ジム/同級3位)

 川島は、RISE新人王トーナメント2015で優勝した実績を持ち、様々なリングで戦ってきた。18年に現王者の山田に敗戦してから3連敗中で今回に再起をかける。

 対する伊藤はムエタイ才女・伊藤紗弥の実兄で、昨年11月のRISEでプロデビューし。実力者の森香津眞をいきなり下している。

この右でダウンを奪った

 1R、伊藤が左右にスイッチしながら構え、長い距離の左ミドルを繰り出す。対する川島は左右のローを蹴る。川島が遠い距離からの左ストレートが効果的にヒットさせる。伊藤は川島の長い距離に距離感を掴み切れていないが、前進して右の強打を振るう。

 2R、伊藤の右ストレートに、川島が左フックを合わせて、伊藤がバランスを崩す。追い討ちをかける伊藤は長い距離の左ミドルを蹴る。川島は下がらずに前に出て、左フック、右ストレートをヒットさせる。その前進に伊藤は右ヒザで対抗。さらに、伊藤が右ストレートの2連打で最初のダウンを奪う。

 何とか立ち上がった川島だが、ダメージが大きく足元がふらつく。伊藤がパンチの連打を仕掛け、川島が防戦一方になったところでレフェリーが試合を止めた。川島が抜群の距離感とパンチのテクニックでインパクトを残した。


左ストレートを放つ廣野

▼第6試合 ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
◯廣野 祐(フリー/元J-NETWORKスーパーウェルター級&ミドル級王者)
判定3-0 ※三者とも30-28 
●中島将志(新潟誠道館/同級5位、ウェルター級2位)

 廣野は、長年中量級のトップ戦線を走ってきたファイター。K-1などの舞台でも戦い、今回のRISE参戦は何と12年ぶりとなる。対する中島は、新空手で実績を残してプロデビュー。昨年5月には渡部太基から、金星を挙げている。

 1R、廣野がサウスポー構えて、飛び込んでの左ストレートをヒットさせる。中島は左右のローを散らす。廣野が左ミドルを蹴り込み、左ストレートを当てるが、中島はコツコツ左右ローをヒットさせる。

 2R、序盤はローやミドルの蹴り合いであったが、廣野がロープに詰めて、右フックから強烈な左ストレートで最初のダウンを奪う。さらに、廣野は追撃して左ミドル、左ストレート、左のヒザ蹴りで追い詰めるが、中島は何とか耐える。

 3R、廣野は左ミドル、ローを落ち着いて蹴り込む。中島もガードを下げながら右ロー、右ミドルを返すが、廣野のローがローブローとなり、廣野に警告が与えられる。再開後、廣野が左ミドル、ローを放つ。残り30秒では、中島が連続で左右のフック当てるが、廣野も頭を振りながら左ストレートを返し、中島が右ミドルを放ったところで終了のゴング。

 ジャッジは3者とも2Rのダウンにより30-28を付け、廣野の判定勝利となった。

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