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【RISE】大﨑一貴が計量パス「倒す試合を見せる」とSB王者・川上相手にKO宣言

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2020/11/13(金)UP

RISE王者・大﨑(左)とSB王者・川上(右)がそろって52.9kgで計量パス

 11月14日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 143』の前日計量が、13日都内にて行われた。

[メインイベント(第10試合)SuperFight! スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R]に出場する大﨑一貴(OISHI GYM)と川上叶(龍生塾)が計量に臨み、両者ともに52.9kgで計量をパスした。

 計量後に会見に臨んだ大﨑は「チャンピオンになって初めての試合。あまり力を入れすぎないようにしつつも、倒す試合を見せたい」と意気込み。川上の印象を「シュートボクシング(SB)のチャンピオンで強いのも知ってる。しっかり対策してきたので、僕のパンチを当ててしっかり倒す」とKO宣言を見せた。

前王者・田丸に突き刺す大﨑の左ストレート

 王者となって初めての試合となるが、過去に2本(WMC日本フライ級、ルンピニー・ジャパンフライ級)のベルトを獲得したこともあり「RISEという大きな団体のチャンピオンになりましたが、心境としてはいつも通り。チャンピオンだからと力を入れるといい動きができない。どちらかといったら挑戦者としていったほうがいいと思うので、明日もそのつもりでいきます」と、守りには入らずあくまで挑戦者としての姿勢を見せると語った。

 対する川上は大﨑の印象を問われると「めっちゃ強いと思う」と素直に絶賛。その上で「だからめっちゃ面白い試合になる。メインで一番面白い試合をするので、楽しみにしておいてください」と自信アリの様子をみせた。

川上の左フック(C)SHOOT BOXING

 本来、川上は今年4月に石井一成と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響により大会が中止に。改めてマッチメイクされた試合では、新王者である大﨑の対戦相手へ抜擢を受けている。
 フライ級日本屈指の選手の対戦相手に選ばれる高い評価を受ける川上だが、本人は「僕じゃなくて、シュートボクシングの王者の評価が高い」と、あくまで団体の評価であると断言。
 しかし自信アリの様子は一切崩さず「でもみんなが思ってるより(自分も)強いので、みんなが驚くような試合ができると思う」と、メインイベントにふさわしい激戦を匂わせた。

「しっかり倒す」とKO宣言する大崎(右)に「めっちゃ面白い試合になる」と真っ向勝負の川上(左)

 この会見前に伊藤隆RISE代表から、2021年にスーパーフライ級・ミドル級でのDEAD OR ALIVEトーナメント開催の構想が明かされた。その発表を受けた大﨑は「しっかり倒して強さを見せつけられれば、トーナメントに選んでもらえると思う。まずは明日の試合に集中したい」と、トーナメント参戦を意識。
 一方の川上は「実は体重がきつい」とスーパーフライ級残留が困難であると告白。「明日はこの階級で一番強いと思う大﨑選手に勝って(スーパーフライ級から)おさらばしちゃうかも」と、この階級におけるラストマッチの可能性を匂わせた。

 今年9月の戴冠後初マッチで大﨑が実力を見せつけるか、川上がシュートボクシング王者として大﨑のトーナメント参戦を阻止するか、意地のぶつかり合いが楽しみな一戦となった。

<計量結果>
▼メインイベント SuperFight! スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R
大﨑一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)  →52.9kg
vs
川上 叶(龍生塾/SB日本バンタム級王者) →52.9kg

☆11.14 RISE 対戦カード、イベント情報はこちら

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