【RISE】王者・大﨑一貴、 SB王者・川上に強烈ボディ攻撃で判定勝利、実方拓海は“破壊獣”タップロンを攻略
RISEクリエーション株式会社
『RISE 143』
2020年11月14日(土)東京・後楽園ホール
▼メインイベント SuperFight! スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1R
◯大﨑一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※30-29、29-28、30-28
●川上 叶(龍生塾/SB日本バンタム級王者)
大﨑はムエタイの本場タイで8連続KO勝利という驚異の記録を立てた天才児。ムエタイ殿堂・ルンピニーでの王座戦経験も持つ。RISEには今年2月に参戦すると、僅か3戦目で王者・田丸に完勝し戴冠した。
川上は11戦7勝(5KO)のハードヒッター。昨年11月のシュートボクシング愛知大会で佐藤執斗にKO勝ちして初代SB日本バンタム級王座を戴冠した。今回がRISE初参戦にして、シュートボクシング以外の舞台は川上にとってプロ初だ。
1R、川上がサウスポーに構えて、左の前手で距離を測りながら、左ミドル、左ローと手数を出す。序盤は動きを見ていた大﨑だが、終盤に軽やかに入り込んでいき、接近して強烈な右ボディフックを繰り出す。川上の蹴りの手数はかなり多い。
2R、川上が左ミドル、左ローを蹴るが、大﨑は下がらず前進し、強烈な右ボディフックを当てて、鈍い音を響かせる。徐々にロープに詰まりながらも、川上は大﨑のパンチにカウンターの左ストレートを合わせる。大﨑は、終盤に左ボディフックから顔面へのコンビネーションを見せ、やや好印象を残す。
3R、川上はワンツーを放つが、大﨑がガードを固めて前進し、強烈な右ボディをヒット、若干川上の表情が曇る。さらに、ロープに詰めて左右のフックをまとめて印象付ける。大﨑が圧をかけ続け、ラウンド終盤にはボディフックを連続でヒットさせた。
ジャッジは三者とも大﨑を支持し、大﨑が王者としての初戦を勝利で飾った。勝利した大﨑は「もっと技を磨いてしっかり練習して、RISEのベルトが似合うような選手になるのでこれからも応援よろしくお願いします」とコメント。
さらに「来年、53kgのトーナメント伊藤代表やってください。今日の内容だと選ばれるのも怪しいと思うので、しっかり練習して『大﨑の試合は面白い』と思って貰える選手になるので、宜しくお願いします。あと、名古屋でRISEやって欲しいので、検討お願いします」とアピールした。
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