【レベルス】大谷翔司が王者・バズーカ巧樹に勝利、松倉信太郎の狙い澄ましたヒザ蹴り炸裂、超新星・龍聖がまたも秒殺KO!
▼セミファイナル(第6試合)73.5kg契約 3分3R・延長1R BLACKルール(ヒジ無し)
●T-98(クロスポイント吉祥寺)
判定0-3 ※27-29、26-29×2
◯松倉信太郎(TRY HARD GYM)
T-98は強靱なフィジカルを武器に世界を股にかける”ムエタイゴリラ”の異名を持つファイター。16年6月にラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王座を獲得。同年10月に日本人としてはじめてラジャダムナンスタジアムでのタイトル防衛に成功した。今回17年3月以来、3年8ヶ月ぶりのレベルス参戦を果たす。
松倉はレベルス初参戦。主戦場であるRISEではミドル級(-70kg)にランクされるが、今年9月に奪取したWPMF(世界プロムエタイ連盟)世界王座はスーパーミドル級(76.2kg)と、70kgを主戦場とするT-98よりもおよそ2階級上で戦っている。今回は、元ラジャ王者とに一騎討ちに挑む。
1R、両者ともオーソドックス。松倉が左ジャブで牽制して、右ローを放つ。T-98は右の前蹴りから入り、右ローを同じく返す。終盤ににT-98は右のボディストレート、それに合わせて松倉は左フックを狙うが、これはT-98のガードの上。
2R、T-98は前に出て右ロー、前蹴りを蹴り込む。松倉はその前進に合わせて右アッパーをヒットさせる。近距離の攻防で、T-98が左フックを当てれば、松倉もコンパクトなパンチのコンビネーションを見せる。
3R、前に出るT-98に対して、松倉も近距離の攻防で、左右のパンチを交換する。両者のフックが随所でヒットする中、松倉が狙い澄ました左ヒザをT-98のアゴに命中させ、T-98がよろめくように後方にダウン。
立ち上がったT-98は、パンチで前に出るが、そこに松倉が左右のフックを的確に打ち込み、2度目のダウンを奪う。T-98も終了まで前に出て、打ち合いに挑むが反撃ならず。松倉がREBELS初参戦で、難敵のT-98を下した。
2度のダウンを奪い、会場を盛り上げた松倉は「僕たちは、新生K-1に出ていたのですが、色々あって出れなくなって、RISEさんにお世話になって、今回は初めてREBELSさんに上がらせてもらって感謝したいです」と感謝を述べる。
さらに「中量級の格闘技は華があると思っています。俺を見て貰えば、必ず面白い試合していきます。KOすると言っていて中々出来なくて、すみません。これからも暖かく見守ってくれたら嬉しいです」とアピールした。
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