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【レベルス】元陸上自衛隊・大谷翔司「修羅場の経験なら負けない」=12.6夜

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2020/11/23(月)UP

今年8月にINNOVATIONライト級王者となった大谷

 12月6日(日)夜に東京・後楽園ホールで行われる『REBELS.69』で、REBELS-BLACK 63kg級王者のバズーカ巧樹(菅原道場)と対戦するINNOVATIONライト級王者の大谷翔司(スクランブル渋谷)のインタビューが主催者より届いた。

 大谷は元陸上自衛隊という異色ファイター。当時、地元の歩兵部隊で徒手格闘訓練隊のメンバーとして活動したという。過去8試合負けなしで、今年8月に紀州のマルちゃんを下し、INNOVATIONライト級王座を獲得するなど、その実力は申し分ない。

 先日の会見で大谷はバズーカに対し「僕は元々自衛隊にいて本物のバズーカを見ていたが、バズーカ巧樹選手はバズーカほどの一発はない。どちらかと言えば不発が多い。この際、“不発弾巧樹”に改名した方がいい」と挑発。

「自衛隊で本物のバズーカを見ていた」という大谷

 インタビューでは「この前の会見でも相手にナメられてるっぽかったし、周りからも向こうが格上みたいに言われてるんで、あんまりヘラヘラするのはやめようかなと」と雰囲気が少し変わったという大谷。

 以前のインタビューでは、当時を「普段の練習は基本的にフィジカルトレーニングと日本拳法です。訓練は、朝8時から夕方4時頃まで。1日6~7時間はやってました。午前中がラントレでずっと走ってて、午後からはスパーリングです」と語っている。

激しいパンチを奮う大谷(2018年12月)

 対戦相手のバズーカはREBELS-BLACK王者だが「チャンピオンと言っても、周りが言うような怖さはないですからね。穴はないし、うまいとは思いますけど、怖くはないなと。蹴りもパンチも、怖さは全然ないです」といい「もらわないのが一番ですけど、もらったとしても僕も打たれ強さには自信があるんで、効かねえぞと」と打たれ強さに自信を見せる。もともとフィジカルが強かった訳ではないという大谷だが、自衛隊での徒手格闘でかなり鍛えられ、訓練の中で柔道や寝技を行ったことで体幹が強くなったという。

 今年8月にINNOVATIONライト級王者となり、自信と自覚が出たという大谷。「周りは向こうが格上と見てますけど、僕はそうは思っていないので。普通に勝てる相手だと思っているし、あの腰にあるベルトはほしいので、ここでしっかり勝ってタイトルマッチにつなげたいです」と2本目のベルトにも照準を合わせ始めている。

蹴りを放つ大谷(2020年8月)

 また、バズーカが「公開処刑してやる。簡単に倒れんなよ」とコメントしたことに対しては「えっ?彼にそんなことができるんですか?」と驚き、陸上自衛隊時代、銃剣などを使った訓練も経験してきたことから「修羅場の経験なら負けないんで。『処刑できるならしてみれば』と伝えといてください」と返した。

 本物のバズーカを扱ったこともある大谷は、基本的には機関銃士で、とにかく弾数で勝負していたが、一番行ってきたのは自衛隊徒手格闘だという。「日本拳法をベースにパンチと蹴りで相手を倒す訓練をずっと積んできましたからね。“本物”の強さでは僕の方が上手だと思うんで、彼にはそれを分からせてやりますよ。当日のリングでは淡々と不発弾処理を遂行してみせます」と試合に向け意気込んだ。

≫対するバズーカ巧樹のインタビュー:怒れる王者・バズーカ巧樹「お客さんが引くぐらいの公開処刑をお見せしたい」

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