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【KROSS×OVER】佐藤執斗が”レジェンド”藤原あらしを撃破、”石井一成の甥っ子”寿来がヒザ蹴り連打で圧巻KO

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2021/03/10(水)UP

佐藤(右)が藤原を下した

KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER11』(2部制)
2021年3月7日(日)東京・ GENスポーツパレス

【第2部】

▼メインイベント(第11試合) スーパーファイト PRO-MUAYTHAI -53kg FIGHT 3分3R(延長1R)
●藤原あらし(バンゲリングベイ・スピリット/元WPMF世界スーパーバンタム級王者、他5冠)
延長判定1-2 ※9-10×2、10-9
◯佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/MAX FCバンタム級王者、他2冠)
※本戦判定は1-1(30-28、29-30、30-30)

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

 藤原は42歳にしてキャリア80戦を超える大ベテラン。ルンピニー王座への挑戦経験に加え、WPMF世界スーパーバンタム級を含む6冠を手にした輝かしい実績を誇る。昨年は、KROSS×OVER最強決定ムエタイバンタム級トーナメントを制覇し、なおも国内トップクラスの実力を示している。昨年12月の決勝戦は、対戦するユウ・ウォーワンチャイの計量オーバーで、ワンマッチとなってしまったが、3者とも50-47の判定で完勝している。

 対する佐藤は若くして、現役MAX FCフライ級現役王者であり、他にもWMC-51kgと-54kg王座を獲得。RIZINにも2度出場するなど、キャリアを積んでいる。

 1R、藤原がサウスポー。佐藤が右ローで先制すると、藤原は左ミドルを返す。じりじり詰める藤原に、佐藤は左の前蹴りで牽制する。両者とも、様子見のラウンドとなった。

 2R、開始直後、藤原が左ヒザ蹴りを見舞う。佐藤は右飛びヒザ蹴りからのワンツーを繰り出す。佐藤が飛びかかって右ハイキックを放つと、藤原は左ミドルを2発強打する。組んでの首相撲でヒザ蹴りを見舞う両者。

 3R、藤原が左ミドルを蹴り込むと、佐藤が左の顔面前蹴りでこかせる。首相撲の展開で両者とも、ヒザ蹴りを見舞うが決定打はない。判定は、3者3様で延長戦へ突入する。

 延長R、藤原が左ミドルから飛び込んで首相撲へ。藤原が佐藤を首相撲からこかせると、佐藤も負けじと左の前蹴りを繰り出す。終盤には、佐藤が組んでの左ヒジを連打、ヒザ蹴りも織り交ぜながら攻める。微妙な判定となったが、佐藤が2-1の判定で勝利した。

 勝利した佐藤は「(藤原という)素晴らしい選手に勝てて嬉しく思います。キックボクシングでもムエタイでも、総合格闘技でもどんな体重でも強いことを目指しています。2週間後、RIZINに出るのでよろしくお願いします」とアピールした。

※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら

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