【KROSS×OVER】ハルク大城、野沢零羽にTKO勝利でMMAとキックの2冠に輝く
KROSS×OVER実行委員会
『KROSS×OVER-CAGE.2』
2023年11月26日(日)東京・GENスポーツパレス
▼KROSS×OVER CAGE MMAメインイベント 第15試合 KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分3R 初代王座決定戦
〇ハルク大城(ボスジム/KROSS× OVER KICKフェザー級現王者)
TKO 2R 0分17秒 ※有効打(パンチ)による野沢の負傷
●野沢 零羽(ONE ROUND/KROSS×OVER NEW GENERATION CUP MMAバンタム級トーナメント2021優勝)
※ハルクが初代KROSS×OVER MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)王座を獲得。
ついにKROSS×OVER MMA初の正規王座が制定。KROSS×OVER KICKフェザー級 現王者のハルク大城は学生時代パワーリフティングで鍛えたフィジカルに加え、スピード、スタミナと全てを金揃えているオールラウンドファイター。過去にパンクラス2013年ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝、ROAD to UFC JAPANに出場した実績の持ち主。キックボクシング・MMAと前人未到の現役ダブル王座獲得に動き、試合が決定した。
野沢は2021年に行われたKROSS×OVER MMA バンタム級トーナメントを制し、ここ2年で4勝1分と好成績を残してのビッグチャンス。
1R、強烈なローキックで野沢を転倒させたのはハルク、野沢は直ぐに立ち上がると右オーバーフックで反撃する。ハルクが組み付いて膝蹴りを当てると、野沢はこれを嫌って寝技に引き込もうとする。ケージに押し込みパウンドを放って行くハルクに対して野沢はかんぬきで耐えながら得意のサブミッションを狙う。膠着により残り1分の所でブレイクとなり、スタンドに戻ってからは野沢が積極的に左右のフックを当てに行く。ラウンド終了間際にバランスを崩した野沢に対し、覆い被さるようにしてサイドポジションをハルクが奪う。
2R、開始からお互いに左右のフックを当てにいくと、突然野沢が目を抑えてうずくまる。サミング、バッティングの可能性があり試合中断、レフリーが集められ協議となる。結果、パンチによる有効打と判断されハルクのTKO勝ちとなった。
初代KROSS×OVER MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)王座を獲得し、MMA&KICKのダブル王者となったハルクは突然の試合終了に困惑しつつも、野沢との再戦を希望し「大きな舞台でKROSS×OVERを広めて行きたい」とマイクで語った。
▼第14試合 KROSS×OVER PRO-MMA BANTAMWEIGHT(-61.2kg)FIGHT 5分3R
〇小崎 連(リバーサルジム久喜WINGS/Deepフューチャーキングトーナメント2021優勝)
TKO 1R 3分32秒 ※左フック
●Komiljonov Muhammad abbos(ウズベキスタン共和国/パンサー クラブ・アンディジャン)
本来、一度ドローとなった小崎連と山本惇が完全決着を着けるべく、本興行内で再戦が組まれていたが、山本が足の指脱臼の為、残念な事に試合出場不可となり欠場。代わりにウズベキスタン共和国出身でIMMAFで経験を積み、アマチュアチャンピオンにも輝いたKomiljonov Muhammad abbosが代打出場!あまりにも危険なフィジカルモンスター相手に小崎はどう対峙するか!急遽決定したKROSS×OVER MMA国際戦となるが、バチバチの激しい試合展開が予想される。
1R、カーフキックから入る小崎にパンチを合わせるのはKomiljonov。ガードを上げ攻撃を出してこないKomiljonovに小崎はフェイントを混ぜながら様子を見る。残り時間半分、急に距離が縮まったところでお互いの強振パンチの連打が交差する。しかし小崎のパンチで鼻から出血したKomiljonovは嫌そうな表情を見せる。これで距離感を掴んだ小崎は中間距離から右ストレートを的確に当て、打ち返そうとしたKomiljonovに左フックを合わせる。この一撃で後方に倒れたKomiljonovのダメージを見てレフリーが試合を止めた。
▼第13試合 KROSS×OVER PRO-MMA WELTERWEIGHT(-77.1kg) FIGHT 5分2R
〇Gravedigger(Ground Shield Jiu-Jitsu and MMA)
TKO 1R 1分54秒 ※パウンド
●森田 啓介(MTK fight japan)
試合が始まるや否や直ぐに森田がタックルにいき、テイクダウン成功に見えたがGravediggerに脇を差され反転させられてしまう。その後、根気よく粘り足関節に移行しながらスタンドバックから投げからのバックを取りかけた森田だったが惜しくも潰されてしまう。Gravediggerが容赦なくパウンドを打ちおろし続けた所にレフェリーが割ってストップ。これで4戦連続KO勝利となったGravedigger、今後の活躍に期待感が高まる。
▶️次ページは、鍵山士門vs佐藤光、中田“THE RICH ”大貴vs阿部右京ほか
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