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【RISE】小林愛三が田渕涼香にリベンジ果たし正規王者昇格、工藤政英は田渕神太の粘りにKOならず

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2021/04/17(土)UP

伊藤が水落を2度倒し1RKO勝利

▼第6試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1R
●水落洋祐(エイワスポーツジム/同級8位、元WPMF世界ライト級暫定王者、元WPMF日本ライト級王者)
KO 1R2分21秒 ※右フック
○伊藤澄哉(戦ジム/同級5位)

テンポ良くスピードのある攻撃を見せる伊藤

 水落は過去『KNOCK OUT』を主戦場とし、重く回転の良いパンチを武器に数々の激闘を繰り広げてきた“名勝負製造機”。WPMF世界ライト級暫定王者を含む5本のベルトを獲得したベルトコレクターの一面も持つ。19年9月のRISE初参戦時には北井智大に1RKO負けを喫したが、昨年10月に松本芳道から3Rにダウンを奪い、約1年半ぶりの復活勝利をあげた。

 対する伊藤は“ムエタイ才女”伊藤紗弥の実兄。伊藤は地下格闘技キックの大会『益荒男』や『飛車角』で活躍。17勝15KOという実績を引っ提げて19年11月にRISEに参戦し、昨年11月の川島史也戦でKO勝利を収めている。

RISE参戦から3連勝を飾った伊藤、タイトル戦線へ名乗りを上げる

 1R、伊藤が速い左ジャブでガードを固める水落の顔面を打ち抜く。さらにワンツー、スイッチして左ストレートと鋭い動きを見せる。水落は右ローで様子を見るが、伊藤がガードの上から左右ストレートをたたき込むと水落は後退。ロープを背負った水落に伊藤が左右連打を浴びせダウンを奪う。立ち上がった水落に伊藤がさらに容赦ない左右フック。打ちおろしの右フックを浴びた水落はゆっくりと崩れ落ちるようにダウンし、レフェリーが試合をストップ。伊藤が颯爽と破竹のRISE3連勝を決めた。

 マイクを握った伊藤は「スーパーライト級に勢いが無いと言われてるけど、それは自分以外。倒せるファイトをできるのは自分だけだと思うので、すぐにでもいけます」と、試合の勢いそのままに早期のタイトル挑戦を直訴した。

▶︎次ページは、宮城寛克vs森興二、金子梓vs鳩

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