【RISE】リベンジに燃える小林愛三「女は度胸、そこをぶつける」王座へ挑む田渕涼香「挑戦者として倒す」=前日計量
2021年4月17日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE 148』の前日計量が、16日都内にて行われた。
メインイベント第8試合[RISE QUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長R]に出場する小林愛三(25=NEXTLEVEL渋谷)、田渕涼香(20=拳聖塾)が計量に臨み、小林が51.7kg、田渕が50.95kgで共にリミットの52.0kgをパスした。
小林はパワフルな攻撃とアグレッシブファイトが持ち味で、わずか6戦目でムエタイオープン女子フライ級王座を獲得。その後参戦したKNOCK OUTでは伊藤紗弥、イリアーナ・ヴァレンティーノらに勝利し、19年11月にはWPMF女子世界フライ級王座を獲得した。
昨年9月の「初代RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」1回戦でKOKOZを判定3-0で破り決勝へ進出。同年12月に陣内まどかと決勝戦を戦う予定だったが、陣内の負傷欠場により暫定王者に就いた。しかし同日陣内のピンチヒッターとしてワンマッチに起用された田渕にダウンを奪われ判定負け。今回がタイトルを懸けたリマッチに挑む。
対する田渕は3歳からフルコンタクト空手を始め、世界総極真や全日本極真連合会など全国レベルのジュニア大会で優勝を重ねてきた空手家。昨年12月のRISE初参戦では小林から大金星を挙げた。その勢いで今年2月の『RISE ELDORADO 2021』で寺山日葵と対戦したが、アグレッシブなスタイルを評価されつつも判定負け。今回小林が持つフライ級王座に挑むチャンスを得た。
小林は「この日がやっときたという気持ちもあるけど、まずは熱い気持ち、冷静な頭、感謝の心で自分を出し切りたい」と、はやる気持ちを抑えるかのように自らのスタイルを崩さないと宣言する。前回12月の負けを振り返り「前回の負けは意味がある負け。最後は自分を信じ切って気持ちを乗せて戦います。リングに上がってやることは攻撃を当てて倒すこと。しっかりそこを遂行していきたい」と勝利への姿勢を見せた。
前戦後、小林は田渕のパンチを「トンカチのようだった」と評価。尋常ならざる強打を持つ田渕との再戦に向け「何を当てるとかは特に決めていない」と、流れに任せる姿勢。しかし「倒されっぱなしは悔しいので、熱い気持ち、冷静な頭、感謝の心と、最後に女は度胸だと思っているので、そこをぶつけたい」と、明言こそ避けたものの、信条である真っ向勝負を匂わせた。
対する田渕は「今回も前回もチャンピオンのオーラが出ていて強いというイメージがあります。今回も挑戦者なので、しっかり挑戦者として倒していきたい」と、前回に引き続き打倒小林を宣言した。
小林が放った数々のコメントを受けた田渕は「(小林は)打ち合いに来て前に前に突進してくる。そこは警戒しつつ、前回のような形にはならないと思いますが、しっかり自分の戦いをしたいです」と、どんな状況でも自らのスタイルは崩さない構えを見せた。小林の「女は度胸」宣言へも「私も女は度胸だと思います」と真っ向勝負。4ヶ月ぶりの再戦は、女の度胸がぶつかり合う熱戦となるだろう。
<計量結果>
▼メインイベント RISEQUEENフライ級(-52kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長R
小林愛三(NEXTLEVEL渋谷/RISEQUEENフライ級暫定王者) →51.7kg
vs
田渕涼香(拳聖塾/第22回全日本少年少女空手道選手権大会高校生女子軽量級優勝) →50.95kg
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