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【RISE】工藤政英が竹内将生を3度倒し逆転KOで初防衛に成功、”那須川天心のライバル”南原健太がKOデビュー発進

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2021/07/28(水)UP

知花が良星との大激戦を制し判定勝利

▼セミファイナル(第7試合) バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●良星(Team Bull/同級2位)
延長判定1-2 ※10-9、9-10×2
○知花デビット(エイワスポーツジム/WMC日本バンタム級&フェザー級王者)
※本戦は三者ともに29-29

知花の右ストレート

 良星はスピードを活かした常に動き回るアグレッシブなスタイルで会場を沸かせ、RISEバンタム級のトップ戦線で連勝を重ねていたが、昨年1月RISEバンタム級王者・鈴木真彦との戦いで4R TKO負けを喫し連勝がストップ。再起戦となった昨年8月に戸井田大輝に判定勝利を収めたが、9月に行われたRIZINで江幡睦に2度のダウンを奪われ判定負け。今年2月に内藤啓人を下し再起を果たした。

 対する知花はWMC日本フェザー級、WBCムエタイ日本統一バンタム級など国内四冠を獲得。昨年4月にMA日本スーパーバンタム級王者・大久保拓に1R左フックでKO勝利し、WMAF世界スーパーバンタム級王座を加えた5冠王となった。前戦は昨年12月のRISEで、内藤凌太を3RKOで撃破している。

 1R、出入りが速い良星が左ジャブから右ロー、至近距離で左ボディ、右ヒザと連打を見せる。知花はガードを堅め、良星の打ち終わりに右フック。右ミドルから左フックで良星の動きをとめ、圧力をかけ左右フックで追い込む。

良星は上下に打ち分けるコンビネーションで知花を攻める

 2R、良星が前進し左ジャブから右ミドル、右ストレートから右ヒザと多彩なコンビネーション。知花は強烈な左ボディから右ストレートを返し、右カーフで良星の足をすべらせる。知花が左右フックを連打し良星もストレートから右のテンカオを突き刺し知花にペースを渡さない。

 3R、良星が左右ハイキックを放つも、前進するのは知花。左右フック、右ミドルで前進し良星もワンツーからヒザを突き上げる。ロープを背負った良星へ知花が左右フック連打。良星も手数を出すが、知花のフックが的確に良星の顔面を捉える。良星は左右ミドルで押し込み、知花は左右フックで前進。両者手数を止めないまま試合終了のゴング。

 壮絶な打撃戦の判定は、ジャッジ3者とも29-29のドローとなり延長戦へ突入。

大激戦を制した知花は王座挑戦を宣言

 延長R、良星が左右ミドル、テンカオで前進しワンツー。知花は下がりながら左右フック、右ミドルで応戦する。徐々に圧力を強める知花は左右のフック、ストレートを回転よく放ち、良星へヒット。良星は下がりながら左右ミドル。接近すればヒザを突き刺し至近距離で右フックから左をかえす。圧力を弱めない知花は、ロープを背負う良星に知花が右ストレートから左フック。良星は左右ミドルからパンチにつなげるコンビネーションを止めない。最後まで両者とも手を出しながら試合終了のゴング。金属音が鳴り響くと、知花は両手を上げ、良星は知花にもたれかかるように体を預けた。

 ジャッジは1者目が良星、2者目が知花。最後の1者が知花を支持。知花が息もつけない大激戦を制した。

 マイクを握った知花は「いろいろなことがあった1年。自分にとって成長できる力になって、こうして形にできたのはうれしい」と感無量。そして最後に周囲のサポートへの感謝と共に「必ずRISEのタイトルを取れるようにがんばります」と王座奪取を宣言した。

▶次ページは竜哉・エイワスポーツジムvs数島大陸

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