2022/01/23（日）UP
（最終更新：2022/01/24 16:40）

拳剛（右）にKO勝ちし2度目の防衛に成功した鈴木真彦（左）

RISEクリエーション株式会社
『RISE 154』
2022年1月23日（日）東京・後楽園ホール

▼メインイベント（第10試合）　RISEバンタム級（-55kg）タイトルマッチ　3分5R無制限延長R
○鈴木真彦（山口道場/王者）
KO 1R 2分4秒
●拳剛（誠剛館/同級2位、第5代DEEP☆KICK-55kg王者/挑戦者）
※鈴木が2度目の防衛に成功

　鈴木はガンガン前に出て打ち合う攻撃的スタイルを武器にRISEで活躍するバンタム級王者。2018年11月のタイトルマッチで結城将人に勝利して以降、約3年もベルトを保持している。昨年9月に那須川天心と対戦し敗北するも、11月には江幡塁に1R KO勝利した。

　対する拳剛は第5代DEEP☆KICK 55kg王者で、11月の『RISE』で同級2位の知花デビットに判定勝利。現在3連勝中と波に乗る。

　1Rから仕掛けたのは鈴木。左右ローを飛ばしながら前に出る鈴木は右ボディストレートを炸裂。そのまま拳剛をコーナーに詰めて一気にパンチラッシュを仕掛ける。拳剛もフルスイングで打ち返すが、回転力で上回る鈴木は左フックをクリーンヒットさせダウンを奪う。

　立ち上がる拳剛に、鈴木は左ボディブローを散らしながら再びコーナーに詰めてパンチ連打でダスタンディングウンを追加。フラフラの拳剛に、鈴木が連打を叩き込み拳剛が防戦一方になったところでレフェリーがストップした。

　圧勝KOで2度目の防衛に成功した鈴木は「拳剛選手は家族の想いとか全部を背負ってその覚悟が全部伝わりました。6月、格闘技界で凄い試合が決まっているじゃないですか。そこに僕も出場したいんですけど、RISEの55kgの一番強いチャンピオンとしてリングに立ちたいので、4月の『RISE ELDORADO』でやり返さないといけない相手がいるので、その相手とどうでしょうか？」と志朗へのリベンジ戦をアピール。

「今年から山口兄弟がジムを辞めて自分たちのジム、ピエロ倶楽部を立ち上げたんですけど、山口兄弟はずっと兄貴分なんで、これからも背中を見せていただきたいと思います。2月にオープンフィンガーグローブだけの試合があるのでそちらにも足を運んでください。そして今年みんなで格闘技界を盛り上げていきましょう」と話した。