2022/01/23（日）UP
（最終更新：2022/01/24 16:40）

竹内（右）との接戦を制した平野（左）

▼セミファイナル（第9試合）　フェザー級（-57.5kg）3分3R延長1R
●竹内将生（エイワスポーツジム/同級1位）
判定0-3 ※28-29×2、29-30
○平野凌我（MTS/同級7位）

　竹内は昨年7月のRISEフェザー級タイトルマッチで工藤政英を相手に開始早々にダウンを奪うもその後に3度のダウンを奪われ逆転KO負けで王座には手が届かなかったものの熱い試合でインパクトを残した。今回半年ぶりにRISEのリングに復帰する。

　対する平野は昨年7月のYU-YA戦では強烈な右ストレートで、10月は一階級上の手塚戦でハイキックでダウンを奪った後にカーフキックで2試合連続でKO勝ちを収めている。

　フェザー級チャンピオンの工藤政英が引退を発表し王座空位となったこの階級。新王者に向け2022年幸先の良いスタートを切るのはどちらか。

　1R、右カーフで前に出る平野に対し、竹内はミドルを返してお互いに様子見の展開に。

　2R、左ミドルから左右フックで平野はプレスをかける。竹内は下がりながらもパンチを打ち返していき決定打を許さない。手数では平野が上回る。

　3R、パンチ勝負にいく平野が距離を詰める展開。竹内は組んでの防御が目立ち、イエロー。再開後も前に出る平野がKO狙いでいくと、終了間際に竹内が組み付いてヒザ蹴り連打で遂にレッドカード（減点1）。平野が判定勝ちした。

実方（左）と森（右）の一戦はドローに終わった

▼第8試合　スーパーライト級（-65kg）3分3R延長1R
△実方拓海（TSKJapan/同級2位、WMC日本スーパーライト級王者）
ドロー　延長判定0-1 ※9-10、10-10×2
△森香津眞（チームドラゴン/同級5位、2018年RISING ROOKIES CUPスーパーライト級優勝）

　実方は昨年9月、地下格闘技全勝の伊藤澄哉に判定勝ち。山田洸誓が持つタイトルへ再チャレンジするためインパクトのある勝利を目指す。一方の森は昨年10月に松本芳道をテクニックで完封し判定勝利。9戦7勝（5KO）2敗の戦績を残している。