2022/02/23（水）UP
（最終更新：2022/05/20 08:29）

宮﨑が左ストレートを飛ばす

【RISE】王者・宮﨑小雪のパンチが火を吹いた！百花を出血させ、磐石の勝利

▼セミファイナル（第10試合）　SuperFight!アトム級（-46kg）3分3R延長1R
◯宮﨑小雪（TRYHARDGYM/第2代RISEQUEENアトム級王者）
判定 3-0　※30-28×2、30-27
●百花（魁塾/同級3位、元NJKFミネルヴァアトム級王者）

　宮﨑はRISEで戦う“宮崎姉妹”の妹。アマチュア戦績10戦10勝(3KO)無敗の戦績を引っ提げ、16歳でプロデビュー。21年3月には王者・紅絹に挑戦し、18歳にして第2代王座に就いた。続く21年9月にはムエタイからの刺客・伊藤紗弥を延長で撃破している。

　対する百花は、17年9月にミネルヴァ・アトム級王座を戴冠。21年9月のRIZINではぱんちゃん璃奈と対戦したが、判定で敗戦。続く21年11月もRIZINに参戦して未來に圧勝している。

　前に出続けるスタイルの百花に対して、テクニックが武器の王者・宮﨑がどのように戦うのか。

　1R、サウスポーでサークリングする宮﨑が左ロー、ミドルを散らす。百花は右ローを蹴り返し、ワンツーを見舞う。宮﨑は左ストレートから右フックへと繋げる。

　2R、百花は前に出て、右ボディフック、ストレートと攻める。宮﨑は遠い距離から強烈なワンツーをクリーンヒット！百花は鼻のあたりから出血。ドクターチェックが入る。再開後、前に出る百花に対して、宮﨑は前蹴りで牽制する。

　3R、百花が右ミドルを蹴りながら前に出る。宮﨑が右のジャブを伸ばし、百花の顔面を捉える。すると、百花の出血がひどくなり2度目のドクターチェック。再開後、百花は飛び込んでの右フックでアグレッシブに攻めるが、宮﨑が左ハイ、ロー、鋭いワンツーでヒット数を稼いだ。

　ジャッジは、左ストレートを軸にクリーンヒットを奪った宮﨑を支持。宮﨑が磐石のテクニックを見せて勝利した。

　マイクを持った宮﨑は「今日迎えるにあたって、自分の弱さに打ちのめされそうになったけど、色んな人に支えられて今日こうして勝利することができました。姉の若菜もチャンピオンになるので、姉妹でチャンピオンになりました。チャンピオンとして認められる様にもっと頑張ります」と涙ながらに語った。

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