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【RISE】正道会館・山田洸誓、伝統派空手出身・直樹との王者対決に「KOをお届け出来るように」

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2022/03/20(日)UP

重いパンチをミットに繰り出す山田

 4月2日(土)に開催される『RISE ELDORADO 2022』(代々木第一体育館)でRISEライト級王者の直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)と対戦する、RISEスーパーライト級王者の山田洸誓(正道会館KCIEL)が公開練習を行った。

【動画】豪快な二段蹴りで他団体王者にKO勝利する山田

 山田は、正道会館仕込みの強烈な打撃でダウンを量産し、RISEスーパーライト級王座を獲得。デビュー以来11連勝(7KO)と快進撃を続けていたが、昨年11月のノンタイトル戦で、北野克樹の多彩な足技を攻略できずに初黒星。昨年6月にリベンジを果たした。

 対する直樹は昨年9月に白鳥大珠との接戦を延長判定で制し、前回のジャルンチャイ・ライオンジム戦でライト級(-63kg)からスーパーライト級(-65kg)に階級を上げて勝利している。

昨年6月、北野(左)にリベンジして以来10ヶ月ぶりの試合

 山田は現在の調子について「もう今まで以上にないぐらい、すごく万全な状態」と絶好調の様子だ。
 今回は現役王者対決だが「直樹選手だから、RISEチャンピオンだからっていう『やばい』っていう感覚も別にないですし、いつも通り平常心で、しっかりやれば問題ないかな」と通常の試合を変わらないと語る。

 直樹についての印象を山田は「試合中すごく考えてるのかなっていうのはあります。常に冷静なのかなと思いますね。上手な戦い方をしてるかなっていうのは。で、直樹選手のスタイルがあると思うので、そのスタイルに3分3Rとかで持っていくのが上手な選手かなと思います」と冷静さを評価する。

シャドウで飛び蹴りの山田

 対策として、研究はしているが「(相手の)弱点っていうか自分のスタイル貫ければ問題ないかな」と意識はしすぎない。
 現在は地元の愛媛から大阪へ出て合宿しており「K-1チャンピオンの方とかKrushのチャンピオンの方とか」など他団体の王者たちとも多く手を合わせていると言う。おかげで「自分の中でのセオリーっていうかこういう風にしてしたらいいという方程式みたいな。ちょっとずつ分かってきてます」と身体で対策が掴めていると言う。

 直樹は伝統派空手(剛柔流)出身で、150戦140勝の戦績を持つと言う。山田は正道会館全日本二連覇しており、伝統派vsフルコンタクト空手という見方もある。山田自身は、直樹の伝統派経験のことはほぼ知らないとは言いつつ「距離感も上手ですし、ノーモーションのパンチ打つの上手だな」と伝統派選手のイメージとは重なると言う。

 最後に「65kgのチャンピオンとしてしっかり勝って、また大きい舞台で戦わさせてもらうんで、KOを皆様にお届けできるように一生懸命やります」とKO勝利宣言をして締めた。

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