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【REAL】全日本7連覇の現役アームレスリング王者がMMA参戦

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2016/02/04(木)UP

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AJAFアームレスリング全日本選手権を7連覇中の畠山がMMAデビューを飾る

 3月12日(土)東京・TDCホールで開催される『REAL 4』の記者会見が、2月4日(木)都内にて行われた。

 今大会のサプライズとして、主催会社FIGHTING GLOBEは「某競技より最強の現役王者を獲得することに成功した。その競技では数々のタイトルを永年に渡り独占し、歴史上にさん然と輝く実績を積み上げた、まさに“絶対王者”“生ける伝説”と呼ぶに相応しい存在と言える」と、他競技からの大物選手参戦があることを発表していたが、今回の会見で明らかとなった。

 その大物選手とは、AJAF全日本アームレスリング選手権7連覇中の畠山裕介(オールジャパンアームレスリング協会太田道場)。身長190cmで体重は145kgのスーパーヘビー級。高校から20代前半はラグビーをやっていたが、格闘技経験は「空手を遊びでやった程度」だと言い、今回がデビュー戦となる。

対戦相手はプロレスラーのNORI(左)。2勝2敗のMMA戦績を持つ

 REALの山田重孝代表は共通の知人を介してアプローチを続け、昨年12月中旬に会って食事をした際、MMA転向を口説いたという。

 畠山は「山田代表と食事をして、1回出てみないかとオファーがありまして。経験はありませんが、いろいろな世界を知ることが今後のアームレスリングの糧になると思いました。12月の末に出場を決めて、年明け早々に練習を始めました。練習をやってみて奥が深いと感じます。ジャブひとつとっても難しい」と、練習は始めたばかりのようだ。

 MMA挑戦を決めたのは「アームレスリングは競技としてまだマイナーで、自分が表に出てアームレスリングをいろいろな人に認知されることが一番の目標です」と説明し、「今回チャレンジすることで今後のアームレスリングに生かして行きたいと思いオファーを受けました。アームレスリングを極めた者として、そんなに甘くないことは自覚しています。一生懸命にぶつかってどこまでやれるのか。勝ち負けも大切ですが、前へ出る精神を大事にやっていきたい」と語った。

 現在は神奈川のMMAジムへ出稽古に行くほか、MMA経験者の後輩と練習を積んでいるという。「寝技をやっている時間はないのでシンプルに身体で当たっていく戦いが出来ればいいかなと思っています。右ストレートは伸びていると思いますがジャブが難しいです」と、打撃で勝負するようだ。

 デビュー戦の対戦相手は、プロレスラーのNORI(Ryuji Water Team)。身長191cmで体重は140kg。MMA経験は2勝2敗で、2011年2月の『DEEP 52 IMPACT』で元DEEPメガトン級王者・長谷川賢と、2012年12月には『ACCEL vol.22』で元K-1ファイターの金泰泳と対戦経験がある。

「MMAの試合は3年3カ月ぶりです。アームレスリング出身にはプロレスならスコット・ノートン、格闘技ならゲーリー・グッドリッジがいるので、日本のチャンピオンと試合が出来るのが嬉しい。どんな試合になるのか楽しみです。デカイ人にしか出来ない試合は面白いと思うので、スーパーヘビー級の試合を見てもらいたい」とコメントした。
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