ボクシングマッチで大乱闘、MMA選手がギロチンチョークの暴挙で失格に！＝ローガン・ポールvs.ダニス

2023/10/15（日）UP
（最終更新：2023/10/16 12:40）

　10月14日（日本時間15日）に英国マンチェスターでボクシングマッチ、ローガン・ポール（28=米国）vsディロン・ダニス（30=米国）が実施されたが、リング上で大乱闘が起きた。この騒動に視聴したファンから「ボクシングを冒涜している」と厳しい意見が挙がっている。

【フォト＆動画】2人の大乱闘にファン激怒、ダニスがギロチンチョークする場面も

　21年にフロイド・メイウェザーとエキシビションマッチで話題を集めた世界的人気ユーチューバーのローガンと、ベラトール参戦経験を持つグラップラーのダニス。戦前からネットでお互いを罵る因縁のあった仲で、3日前の記者会見では、ローガンの挑発に激怒したダニスが持っていたマイクを投げつけ、ローガンは負傷。試合中止の噂まで上がっていたほどだ。

　試合は序盤からローガンのペース。ローガンは力強いジャブを軸に確実にポイントを奪うと、2Rにはダニスをコーナーに追い込みラッシュをかける場面も。一方のダニスはリング上でトラッシュトークを仕掛けるも、手数は少なく、試合はローガン優勢のまま進んでいった。

　しかし、最終6R、思ったような戦いができずに業を煮やしたのか、ダニスがいきなりローガンにギロチンチョーク！

　これはローガンには掛からなかったが、そのまま崩れ落ちマットを背につけたダニスにローガンが一発パンチ。すると、怒ったダニスが立ち上がり、ローガンを追いかけると、両陣営がリングに突入し大乱闘となった。

　結果はダニスの反則行為による失格負け。ローガンは試合後のインタビューで「ダニスは臆病者。人間としてダーティーな奴だ」と怒りをぶちまけた。

　試合を行ったにも関わらず、”ノーサイド”な関係には至らなかった両者。そして、このドタバタ劇にファンからも「ボクシングを冒涜している」との厳しい意見が。果たして、この騒動の顛末はどこに向かうのか。

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